脱原発関連のアメリカ・アクション報告

著者: Sanae Meda 前田早苗 : パホーマー、美術家
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10月1日、55丁目はハドソン川パークの、ピア95で
脱原発ラリーに参加しました。あいにくの空模様、終わりかける頃には
激しい雨になりましたが、みな、傘をさして最後までいました。
ただ、こちらは今、金融界と政治の腐敗に抗議するデモが
9月からずっとウオールストリートで続行中なので、そちらに
可成りの人が出かけたものか、ラリーの方は、100人くらいの
小規模でしたが、充実していました。

こちらも、地震や洪水や先日のハリケーン等等、ニューヨーク近郊の
インディアンポイントの原子力発電所をストップさせる市民運動が
盛んです。8月23日の、M5.8の地震でバージニアの2基の原発が
シャットダウンした事や、福島の事故以来、こちらの脱原発運動が
急遽もりあがってきた、と個人的におもいますが、ヨーロッパの数国以外は
世界中で稼働中、もしくは建設計画中が主流という現実が有ります。
あらためて、核産業の巨額マネーゲームの前に、あたしたちはなにが
出来るのか、と思ってしまう。此れって、やはりニューワールドオーダー
(陰謀論)がすべてを牛耳っているのだろうか???
ともあれ、できることを、できるだけやろうと思います。