政権交代し政権の座についた民主党への政治的攻撃は凄まじい限りのものでした。鳩山由紀夫の普天間基地移設についてアメリカの政権、それに通じた日本の官僚、メディアなどが結託して孤立に追い込んで行く様をまざまざと思い出すことができるほどです。そして、また、民主党の実質的な指導力であった小沢一郎に対する攻撃はあらためていうまでもないことです。「政治資金規正法違反」、これが彼に対する政治攻撃だったのですが、鳩山―小沢を民主党の中枢から排除し、彼らを政治的監禁状態に置くことで民主党を変節させることが狙いでした。そして、その後の政治過程は日米の政治権力のシナリオ通りに進み、安倍政権の誕生とその異様な超権力的な振舞いを現出させています。
私たちは小沢一郎への政治裁判を批判し、彼の政治活動を支援する努力をいたしてまいりました。裁判の無罪は勝ち取ることが出来ましたが、彼らの本当の狙いであった民主党などの解体と政治的無力化は防げませんでした。それは私たちが直面している政治的現状そのものが端的に物語っています。こうした中で、私たちは小沢一郎の政治的反抗を期待してまいりました。それには現在の政治や外交に対する彼の考えをしることであり、多くの人とそれを共有することが第一歩と考え、講演会とシンポジウムを企画しました。日程は差し迫っているのですが、ご案内も申し上げる次第です。
日時 平成26年5月23日(金)午後5時半開場(午後6時開演)
場所 豊島公会堂 〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-19-1
TEL:03-3984-7601
小沢一郎ならどうする-これからの日本の政治と外交-
発言 ★ 小沢一郎衆議院議員(生活の党代表)
★ 植草一秀(経済学者)
★ 激 励 挨 拶 鳩山悠紀夫(元・内閣総理大臣)
集会のプログラム
・主催者あいさつ | 伊 東 章 | |
(小沢一郎議員を支援する会世話人代表) | ||
・司 会 | 小 沢 遼 子 氏 | |
(評論家) | ||
・参 加 者 紹 介(敬称略) | ||
二見 伸明 | (元運輸大臣) | |
鈴木 邦男 | (一水会顧問) | |
山崎 行太郎 | (文藝評論家) | |
三井 環 | (元大阪高検公安部長) | |
松木 謙公 | (大地の党・前衆議院議員) | |
石川 知裕 | (大地の党・前衆議院議員) | |
川内 博史 | (民主党・前衆議院議員) | |
辻 惠 | (生活の党・前衆議院議員) | |
森 ゆうこ | (生活の党・前参議院議員) | |
川島 智太郎 | (生活の党・前衆議院議員) | |
木内 孝胤 | (生活の党・前衆議院議員) | |
姫井 由美子 | (生活の党・前参議院議員) | |
岡本 幸三 | (生活の党・前衆議院議員) | |
・激励挨拶 | 鳩 山 悠紀夫 氏 | |
(元内閣総理大臣) | ||
・講 演 | ||
「これからの日本の政治と外交」 | 小 沢 一 郎 氏 | |
(生活の党代表) | ||
「安倍政権の経済政策を批判する」 | 植 草 一 秀 氏 | |
(経済学者・経済評論家) | ||
・各界からの意見 |