■豊田直巳写真展『原発震災のまち』
日時 2011年12月2日~4日 2日12時~19時 3日、4日10時~19時
会場 東村山市中央公民館ギャラリー
行き方 西武新宿線 西武国分寺線 東村山駅東口下車徒歩1分
入場無料 展示写真 カラー 45点
■豊田直巳のスライドトーク
12月3日 16時~18時 同公民館 4階レクルーム
問い合わせ 「NO!原発「子どもの未来を考える」ゆるやかネット」
電話&fax 042-392-7677
東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故から9ヶ月がたとうとしています。4月初旬に取材した岩手県や宮城県からは復興、再建の話も聞こえてきますが、原発震災に見舞われた福島県では、いまも復興どころか、被害がどこまで及んでいるのかすらも判然としない状況が続いています。
確かに目に見える範囲では、津波に流された瓦礫が撤去されたり、漁船の一部が海に戻されたりもしています。また「緊急時避難準備区域」の解除や、それに伴っての避難者の一部の帰宅もあります。
しかし、放射能による人的被害の検査や調査は始まったばかりです。また農業や畜産の被害もどこまで広がり、いつまで続くのかも、誰にもわからないのが現状です。しかも、現在も福島第一原発からは放射能の放出が続いているのです。
でも、原発から「遠く離れた」東京では、極めて深刻で、現在進行形の原発震災ですらも、もうすでに過去のことであるかのような感覚が広がっていると言われています。
そこで、改めて3・11原発震災がもたらしたものを振り返る機会ともなればと、下記のような写真展を開くことにいたしました。是非、足を運んでいただけたらと願います。
なお展示する作品は3月12日に郡山に入り、13日の福島第一原発から3.5キロメートルの双葉町から、11月20日の大熊町まで、延べ70日間の現場取材で撮影したものです。
豊田直巳
震災関連最新刊 単著『福島 原発震災のまち』 (岩波書店)
豊田直巳編『TSUNAMI 3・11』(第三書館)
JVJA編『3・11 メルトダウン』(凱風社)
豊田直巳公式HP『境界線の記憶』http://www.ne.jp/asahi/n/toyoda/
豊田直巳戦火の子どもたち写真展を広げる会
http://senka-kodomotachi.cocolog-nifty.com/blog/1/index.html
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