すっかりご無沙汰してますが、その後、如何お過ごしでしょうか。
以下、私自身、311から13年経ってようやく、この夏に体験したコペルニクス的転回についての近況報告(殆ど誰からも理解されないので、沈思黙考でやるだけですが)と署名のご相談です。
今月2日の第20回新宿デモで、14人の子どもが起したふくしま集団疎開裁判・その続きの子ども脱被ばく裁判についてスピーチしました(以下)。
https://youtu.be/uvggAITBqrA?t=964
その中で、2つの裁判で子どもたちが訴えたことは、詰まるところ、
私たちは今のこんな非人間的な学校環境の中では生きていけない、
私たちを人間として扱え、私たちを人間として尊重しろ、
だから、私たちを今の学校から避難させろ
この意味で、この2つの裁判は不登校裁判だ
でした。
それは、その2日前に発表されたニュース、
小中の不登校が過去最高の34万人
の子どもたちの訴えと重なるものでした。
この夏、養老孟司の「脳化社会」論に接し、今の社会が子どもたちの不登校を解決できない根本の原因は我々が「脳化社会」にどっぷり漬かっているからだと合点しました。それは同時に、なぜ今の社会が福島の子どもたちの集団避難問題を解決できないかも明らかにすることでした。つまり、それは根本的には政治家ばかりか、我々自身もが「脳化社会」にどっぷり漬かっていて、それが「バカの壁」になっているからだと合点しました。
311から13年目の夏にしてようやく、私は自分の課題が「311後の日本社会を脳化社会から検証することにある」ことを合点しました。
https://contemplationon311japansociety.blogspot.com/
本題です。
今年5月に311後に2冊目のブックレット「わたしたちは見ている:原発事故の落とし前のつけ方を」を出版しました。その心は1冊目のブックレット「いま子どもがあぶない」の続編「いま法律があぶない」を呼びかけるものです。
https://chernobyl-law-injapan.blogspot.com/2024/05/525.html
ところが、このブックレットの拡散、販売をゆうちょ銀行に妨害されるというトラブルが発生し、交渉による解決に取り組んできたのですが、全くとりつく島がなく、やむなく、昨日、ゆうちょ銀行を提訴するに至りました(以下、提訴直後の記者会見)。
https://www.youtube.com/watch?v=aj_i_ZG69MY
巨大銀行に虫けらが挑戦したようなものですが、とはいえ、巨大銀行の覇者の奢りをただす最強の力は無数の市民の声にあります。そこに辿り着く道は長く遠しと言えども、永久革命も一歩ずつ踏み出すことから始まります。そこで、ひとりひとりの市民の声を届けるために、一昨日、「一歩前に出る」アクション=オンライン署名をスタートしました(以下です)。
この呼びかけ文を読まれて賛同された方にはオンライン署名を、そして、回りの知り合いの方へ拡散をお願いします。
https://www.change.org/yuutyo-action
訴状
http://1am.sakura.ne.jp/Case/241106petition.pdf
裁判に至る交渉経過を述べた原告のブログ
https://disasterright.blogspot.com/
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔opinion13953:241110〕