2010年の都教委糾弾「ビラまき納め」! を28日(火)8:00~9:00、都庁第2庁舎前で行います。厳寒のみぎり朝早くから恐縮ですが、ご都合のつく方は、どうぞ、ご参加ください。ご都合のつかない方には情報として受け取っていただければ幸いです。
以下は、ビラ内容の一部ですが、この6人の教育委員の顔ぶれを見れば、確かに、しょうがないかもしれませんねぇ…回答した法務監察課は、この6人の教育委員全員に、確認は絶対にしていない、と思いますけども、法務監察課は、問えば「その通り」と、この6人全員が応えるという自信があるんでしょう…
<6人の教育委員全員、「客観的に正しい歴史認識は無い」!?>
●教育委員全員が、驚きあきれる「歴史認識」の持ち主たちだった!?
増田都子教諭(当時・千代田区立九段中学校)は、社会科授業で侵略否定妄言都議&扶桑社教科書批判をしたことにより、 都教委から「公務員不適格」と不当極まりない言いがかりをつけられ分限免職されした。現在、その「不当免職、撤回請求」裁判が行われています。
8月ビラでお知らせしたとおり、都教委は7月29日、「『客観的に正しい歴史認識』など存在しない」という書面を東京高等裁判所に提出しました。
しかし、日本が過去に「近隣諸国に対して侵略と植民地支配を行った」という「歴史認識」は各種「客観的」資料(証拠)・証言に基づく「客観的に正しい歴史認識」です。だからこそ、それを明記した1995年の村山富市首相談話から以降、安倍晋三首相の時も麻生太郎首相の時も「村山談話を踏襲する」と公言せざるをえませんでした。本年8月10日の菅首相談話も「歴史の事実を直視する勇気とそれを受け止める謙虚さを持ち、自らの過ちを省みること」と明記しています。
日本国首相が「侵略と植民地支配の過去」を「歴史の事実」=「客観的に正しい歴史認識」と認めて、それを「過ち」としているのに、都教委はそれを否定するのです。まさか、本当に教育委員全員が「客観的に正しい歴史認識は存在しない」と主張しているはずはないだろうと、12月8日の都教委要請において、追及しました。回答は「東京都教育委員会の主張です」!? つまり、以下6人の教育委員全員の主張である、ということです。
*木村 孟(ルヒ゛つとむ)委員長…基礎・土質工学を専門とする工学者、*内館 牧子…脚本家、*髙坂 節三…経済同友会幹事(元伊藤忠商事取締役)、*竹花 豊…元警察官僚、*瀬古 利彦…元マラソン選手、*大原正行教育長…総務局長、知事本局長などを経た行政官僚
こういう経歴の持ち主たちに、「客観的に正しい歴史認識を持て!」という方が無理なのでしょうか? こういう人物たちが、教室で子どもを教える教員から教科書採択の権限を奪い取り、「歴史偽造教科書」を押し付けています。これで、東京の子どもたちはグローバル化の進む世界で、「正しい歴史認識」をもてるようになるでしょうか?
この現状は東京の教員、子どもの教育にとって最大の不幸です。
●増田都子教諭に対する「不当免職、撤回請求」裁判の控訴審判決に傍聴参加を!
2011年2月10日(木)13:10~東京高裁822号法廷
(地下鉄霞ヶ関駅A1出口)