今夕の行動です。寸前の転送となってしまいすみません。可能な方はぜひご参
加ください。
昼のニュースで、西川一誠福井県知事が「さまざまなことを」「総合的に勘案
して」再稼働に同意した、と表明している様子を報じていました。しかし、朝
日の記事にあるように、西川知事が再稼働の条件として真っ先にあげていた
「原発への国民理解の促進」は全くクリアーされていません。自らの言葉にす
ら責任を持たない、まさに重症の原発依存です。
高浜原発再稼働、福井知事が同意「すべて条件満たした」(12月22日、朝日)
http://www.asahi.com/articles/ASHDQ34DYHDQPTIL00J.html
福井県知事 高浜原発3・4号機の再稼働に同意表明(12月22日、NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151222/k10010349201000.html
「西川知事が夕方に林経産大臣に会う」と報じられたので、どこで会うのか確
認しようと、まず福井県庁に電話しました。原子力安全対策課のしみずさんは、
「今、担当者がここにいない。課長以上しか知らない。いわばトップシークレ
ット」と返答。なぜ経産大臣との会談が「トップシークレット」なのか、意味
不明です。
続いて、経産省資源エネルギー庁電力・ガス事業部政策課に電話。以下がその
疲れるやり取りです。
◆私
「福井県知事と林大臣が夕方会談すると報じられたが、知事が経産省に来るの
か?」
◇政策課のいはらさん
「まだ周知が来ていない。確認するなら福井県に尋ねて」
◆私
「既に県には質問したが、わからないとのことだった」
◇いはら
「スケジュールがわかる担当者が出てしまっている。いつ戻るかもわからない」
◆私
「なぜこんな基本的なことすらわからないのか。政策課の職員は何人いるのか?」
<しばらく待たされる>
◇いはら
「複数いるということで」
◆私
「なぜ話せないのか? 説明責任を果たすべきだ」」
◇いはら
「10人です」
◆私
「事情をわかっている担当者のお名前は?」
◇いはら
「複数の担当者が出払っている」
◆私
「高浜原発で事故が起きたら、経産省は責任がとれますか?」
◇いはら
「責任は重大。この段階では仮の話なので答えられない」
◆私
「経産省の対応は「3.11」事故の後で改善されたのか?」
◇いはら
「原子力規制庁を立ち上げた。福島事故の原因を解明している」
◆私
「まだ未解明ですよね。それなのに再稼働させるのはおかしい」
「政策課の課長のお名前は?」
<相当長い間待たされる。電話の周りで「言わない方がいい」の声>
※ちなみに経産省のホームページには幹部名簿が公表されている。
◇いはら
「政策課長は畠山陽二郎です。担当者が戻り確認したところ、今日の夕方、
知事が経産省を訪問されるそうです。時間はわかりません」
◆私
「どうしてこんな基本的なことを聞くのにこれだけ手間がかかるのか」
「夕方の会談は茶番であり、中止を求める。課長はじめ責任者にきちんと
伝えてほしい」
とにかく「NO!」の意思表示が大切です。可能な方は福井県原子力安全
対策課や西川知事、および経産省資源エネルギー庁電力・ガス事業部政策
課に抗議の声を届けてください。
【抗議・要請先】
◆福井県原子力安全対策課
(代表)0776-21-1111
知事へのファックス (FAX)0776-20-0620
メール kenmin-s@pref.fukui.lg.jp
◆経産省資源エネルギー庁電力・ガス事業部政策課
(代表)03-3501-1511
—————– 以下、転送 —————–
みなさま(拡散歓迎&重複ご容赦ください。)
FoE Japanの満田です。
福井県知事による高浜原発再稼働の「同意」が間近に迫っています!
林経済産業大臣は、知事との会談で、「原子力のさまざまな問題や事故が起きた
際には政府が責任をもって対応する」と発言したそうです(というか知事が言わ
せたというか…)。
「責任をもつ」…福島原発事故の状況、被害者のおかれている窮状にこそ責任を
もってもらいたいものです。
こんな空虚な言葉だけで、避難計画や高経年化、耐震性など多くの問題を置き去
りにして再稼働が進められようとしています。
24日には、福井地裁による高浜原発保全異議決定告知…。
本日の夜、高浜原発再稼働反対をアピールするため、以下の緊急行動を行います。
ぜひ、ご参加ください。
<拡散希望>
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12月22日(火)19:15~20:00
高浜原発再稼働反対!関電東京支社前緊急抗議アピール
http://www.foejapan.org/energy/action/151222.html
*************************
高浜原発3・4号機の再稼働が風雲急を告げています。福井県知事は経産大臣と
面談し再稼働にまもなく同意すると伝えられています。
24日には仮処分裁判の判決があります。国が責任を持つといくら言っても避難
計画に実効性がない状況に変わりはありません。
汚染水対策もありません。このような状況で再稼働は許されません。
関電前アピールの前に、再処理とめたい!首都圏のつどい主催の経産省別館前で
再処理反対の定例行動が行われます。経産省は再処理を復活させるために国が強
制的に金を集める仕組みをつくろうとしています。反対のパブコメを出しましょう。
経済産業省別館前、関電東京支社前で、抗議アクションを行います。ぜひ連続し
てご参加ください。
12月22日(火)19:15~20:00
関電東京支社前抗議アピール(富国生命ビル前)
(※18:30~19:00
経産省別館前定例行動…再処理とめたい!首都圏のつどい主催)
主催:原子力規制を監視する市民の会/国際環境NGO FoE Japan
問合せ:090-8116-7155阪上
—
満田夏花(みつた・かんな)
携帯:090-6142-1807
ツイッター:@kannamitsuta
国際環境NGO FoE Japan(認定NPO法人)
〒173-0037 東京都板橋区小茂根1-21-9
Tel:03-6909-5983 Fax:03-6909-5986
http://www.foejapan.org/