震災・復興を考える<<映画とシンポ>>ご案内9/8.9
*参加費無料の特別企画、ぜひご参加ください。
================
(1)震災・復興と伝統文化を考える「映像の夕べ(ドキュメンタリー映画)」
プログラム:9/8(金):16時半開場、開演17時~
・第1部:『雄勝~法印神楽の復興』
(日本ユネスコ協会連盟製作、60分、宮城県石巻市雄勝町)
*本学の支援関係者によるトーク解説10分
https://www.youtube.com/watch?v=45QgceZ8IMQ
・第2部:『先祖になる』(監督:池谷 薫、製作:蓮ユニバース、118分)
(9/9シンポ報告に関連)
*池谷 薫監督からのご挨拶があります(トーク解説10分)
開催場所:國學院大學渋谷キャンパス、常盤松ホール
・参加申し込み不要、参加費無料(学生・一般参加)
(2)*本企画は、翌日9/9の公開シンポジウム
「復興・伝統文化・ネットワーク―東日本大震災から7年目の今―」
と連動して開催(共催)されます。
https://www.kokugakuin.ac.jp/event/33795
==========================
共存学・公開シンポジウム
「復興・伝統文化・ネットワーク―東日本大震災から7年目の今―」
(開催日時・場所)9月9日(土)午後1時半~5時半
國學院大學・渋谷キャンパス、学術メディアセンター(AMC)常磐松ホール
(プログラム)
≪基調講演≫
・滝澤克彦氏(長崎大学多文化社会学部准教授)
「「リスク社会」における地域社会のレジリエンスと祭礼の意義について」
≪個別報告≫
・荒木奏子(陸前高田市「にじのライブラリー」前現地責任者)
「人が集まる場所とは~にじのライブラリーから見た復興と人々の暮らし~」
・東梅英夫(大槌町、臼澤鹿子踊保存会会長)
「震災を超えて新たな未来へ」
・久保田裕道(東京文化財研究所無形文化遺産部無形民俗文化財研究室長)
「無形文化遺産の災害復興と防災」
≪シンポジウム・全体討論≫
講演者、報告者、コメンテイターとともに討論します。
(コメンテイター)
・茂木栄(國學院大學神道文化学部教授)
・黒崎浩行(國學院大學神道文化学部教授)
(司会進行)古沢広祐(國學院大學経済学部教授)
(開催趣旨・概要)
平成29年度共存学シンポジウムは、これまでの東日本大震災被災地調査の成果をふ
まえ、震災復興と伝統文化、それに伴う人びとのネットワークに焦点をあてます。
東日本大震災から7年近く経過した今、被災地外における記憶の風化という事態
に直面せざるを得ない時期にあります。被災地の現状や復興の歩みを改めて顧みる
とともに、今後の課題について、伝統文化やネットワークの役割について議論します。
平成25年に開催した共存学フォーラム「震災復興と文化・自然・人のつながり」では、
復興に伝統文化・自然・歴史が持つ可能性や、復興に関する具体的な取り組みが
報告されました。
本年のシンポジウムでは、これまでの議論を踏まえつつ、その後の復興と伝統
文化の関係、またそれに伴う人びとのネットワークの形成を中心に動向をさぐる
ことを目的とします。
(*本シンポジウムは、科研「災害・復興と伝統文化の役割に関する学際的研究」
と連携しての開催となります)
*『共存学4:多文化世界の可能性』(弘文堂):刊行中
http://www.koubundou.co.jp/book/b281074.html