高市は「台湾海峡有事」への介入ー存立危機事態ー発言を撤回して、直ちに首相を辞任せよ!

高市政権の「台湾海峡有事」への介入ー存立危機事態ーに対して、中国政府、人民解放軍から厳しい批判ー警告が出ています。

前回の投稿でも提示しましたが、高市発言は、「軽率」というものではなく、アメリカ軍部の最近の政策に同調し、追随した、従来の「「戦略的曖昧性(Strategic Ambiguity)」の見直し、「戦略的明確さ」への大きな政策の転換です。

この一連の事態は、すでに中国側から中国人旅行者の日本旅行制限として発表されていますが、このまま高市政権が、居直るとすれば、さらなる制裁措置が実行されることは明らかです(レアアースなどの禁輸措置)。

本日、高市政権は、非核3原則の見直し―核持ち込みを打ち出しましたが、これもアメリカと同調したもの―「日米拡大抑止協議」に基づいたものにほかなりません。

このような、高市政権の「台湾海峡有事」態勢づくり、戦争政策に対し、厳しい批判が必要です。直ちに、首相辞任要求をすべき秋が来ています。

参考資料として駐日大使・人民解放軍の警告など添付します。

吴江浩WuJianghao駐日大使のツィッター投稿!

本日、日本の船越健裕外務次官に対し、高市早苗首相の誤った言動について、次の通り厳正に申し入れを行った。
 日本の高市早苗首相が国会答弁において、台湾に関し露骨かつ挑発的な発言を強硬に行い、基本的常識に反し、中国側のレッドラインを越え、武力による威嚇を行い、戦争を喚き立てた上、誤りを認めず、発言を撤回せず、悪影響を取り除こうともしなかった。これは完全に情勢を見誤り、身の程をわきまえない行為である。これらの言動は中国の内政に対する乱暴な干渉であり、国際法と国際関係の基本準則に著しく反し、戦後の国際秩序を深刻に損ない、「一つの中国」原則および中日の四つの政治文書の精神に重大に違反し、中日関係の政治的基盤を深刻に損なうものである。中国側はこれに対し強い憤慨を表明し、断じて容認せず、厳正な申し入れと強烈な抗議をする。
 台湾は中国の台湾だ。台湾問題は中国の核心的利益の中の核心である。台湾問題をどのように解決し、国家統一を実現するかは、中国人自身の課題であり、いかなる外部勢力の干渉も許されない。中国は必ず統一を実現し、必ず統一される。日本の為政者が台湾海峡情勢への武力介入を叫ぶことは、中国側の核心的利益への露骨な挑戦であり、自ら進んで「中国分裂」という戦車に身を縛りつけるものであり、日本自身を破滅への道へと導くことになる。
 今年は中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利80周年であり、また台湾光復80周年でもある。日本はかつて中国台湾を植民地支配し、筆舌に尽くしがたい罪を犯した。日本軍国主義は、かつてたびたびいわゆる「存亡危機」を口実に対外侵略を発動し、最終的に恥ずべき敗北を迎えた。我々は日本側に厳正に警告する。今日の中国はもはや当時の中国ではない。もし日本が敢えて台湾海峡情勢に武力介入する暴挙に出るならば、それは侵略行為となり、中国は必ず正面から痛撃を加える。中国は日本に対し、侵略の歴史を深く反省し、悪質な発言を撤回し、挑発と一線を越える行為を直ちに停止するよう強く求める。さもなければ、すべての結果は日本側が負うことになる。

〈記事出典コード〉サイトちきゅう座  https://chikyuza.net/
〔opinion14522:251116〕