(ご案内)4・25放射能健診署名提出&申し入れ行動/環境省が公表した「福島県外3県の甲状腺がん」

著者: 小山 : 避難・移住・帰還の権利ネットワーク
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①  4/25(金)に、「どこでも誰でも放射能健診署名」を提出し、環境省・復興庁と交渉します。

 

要求は、日本中の希望する人に放射能健康診断と、医療補償を実施すること、そのデータを開示すること、です。

 

放射能健診署名は、この日に累計10万筆を提出することを目標に取り組んでいます。ご参加ください。

 

(皆さんから多くのご協力をいただき、今、65000筆近い署名が集まっています。この場を借りて、お礼を申し上げます。)

 

詳しい署名運動のこと、当日の予定・集合場所はこちらをご覧ください。

http://hinan.jimdo.com/

 

◆4/25当日の署名提出・要請行動の予定

10:00~11:00…復興庁要請行動 【場所】 三会堂ビル。

11:30~12:00…環境省への署名提出・要請行動 【場所】 環境省1階会議室

13:00~14:30…子ども・被災者支援法議員連盟の議員を中心に、要請行動

15:00~16:00…記者会見  【場所】 環境省記者クラブ

※井戸川克隆さん(双葉町前町長)他、出席

16:30~17:30…国会前行動と議員要請

18:30~20:00…放射能健康診断100万人署名運動全国実行委員会

【場所】 東京・八丁堀区民館

 

 

②    少し前(3/28)に環境省が公表したデータがあります。

→ http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=17965

 

要約すると、「福島県外3県の子どもの甲状腺を検査したところ、4365人のうち1人に甲状腺がんが見つかった」という内容です。

 

これで「福島県も県外も、甲状腺がんの発生の頻度は同じ」とする報道もありました。

 

本当にそうなのか、調べました。詳しくはこちらをご覧ください。

 

→ http://no-nukes-hokusetsu.blog.so-net.ne.jp/2014-04-06

 

私の結論は、

 

・福島県と県外3県の甲状腺検査の検査対象者の年齢構成が著しく異なる。これは甲状腺がんの発見率に影響を及ぼす可能性がある。

 

・県外3県と福島県の甲状腺がんの、各年齢層ごとの発見率が同じと仮定して、県外3県の4365人中の甲状腺がん患者を推計すると、2.1人になる。

 

・だから、福島県の甲状腺がん発見率が県外3県のそれより高い確率の方が大きいが、確定的なことは言えない。436人という調査人数は少なすぎる。(確実な結果を出すためには、2万人程度は必要)

 

以上です。