10・13 NO NUKES DAY(ノーニュークスデイ)


全国連絡会・1000万人アクシヨン・反原連:原発ゼロ統一行動

9.1さようなら原発講演会&9.14さようなら原発大集会

大江健三郎さんら呼びかけ、脱原発訴える集会6・2 NO NUKES DAY(ノーニュークスデイ)

再稼働申請 首相は沈黙 「安易にもうけ」「論外」野党反発政党の脱原発度

記者会見する3グループの代表たち=7月8日

原発の「新規制基準」が施行された13年7月8日、原発をなくす全国連絡会さようなら原発1000万人アクション首都圏反原発連合(反原連)が東京都内で記者会見を開き、「原発の活用」を掲げ、「新規制基準」のもとで原発の再稼働を進める安倍晋三自公政権の姿勢に真っ向から反対し、全国の「原発ゼロ」運動の結節点とする行動として、13年10月13日に原発ゼロの統一行動「10・13 NO NUKES DAY(ノーニュークスデイ)」を行うことを明らかにした。

この行動は、上記の3グループが「同日、同時かつ同一場所」で取り組み、全国から結集するアクションで、「原発ゼロ☆統一行動 ~福島を忘れるな・再稼働を許すな」(仮題)がスローガン。

午後1時から日比谷公園で集会、2時からデモ出発、5~7時に国会前で大集会を行う。

全国連絡会の小田川義和氏は「9月には定期点検で大飯原発がとまります。政治が決断すれば、原発ゼロの実現と再生可能エネルギーへの転換は可能な状況にあります。再稼働に反対するこの秋のたたかいを全国的に大きく進める行動にしたい」と呼びかけ、1000万人アクションの井上年弘氏は「新規制基準は、福島第1原発事故の原因究明もされず、根本的な問題を抱えている。改めて反原発の声を共同してあげることが大切です。安易な再稼働をとめる運動にしたい」と、また反原連のミサオ・レッドウルフ氏は、「ここが正念場だと感じています。福島での事故以降、再稼働がなかなか進まなかった理由も、市民の運動がふくらんだからです。多くの国民がアピールして、原発ゼロが一日も早く実現する礎になるようがんばりたい」と語った。

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▼呼びかけ

2年を経てもいっこうに収束しない福島第一原発事故。

満足な補償も受けられないまま避難した15万人もの人々はいまだ苦しい生活を強いられています。

それにもかかわらず政府は「原発の活用」を掲げ、原発再稼働と輸出に躍起になり、まるで福島の事故などなかったかのように振る舞っています。

ついには「新規制基準」施行のもと、今秋、複数の原発で再稼働を容認させようとしています。

原発ゼロを望む国民の声は圧倒的多数であり、もはや原発を残す理由は何ひとつありません。

私たちはこうした政府の再稼働姿勢に真っ向から反対し、運動の結節点として、6月2日(日)には6・2 NO NUKES DAY(ノー ニュークス デイ)という同日共同アクションを行い市民の声を形にしてきました。

そして、再稼働へのせめぎ合いが頂点に達する10月13日(日)に、あらゆる個人、組織の結集、参加を呼びかけます。

全国の声を一つに集め、行動で可視化して、原発ゼロの決断を迫りましょう。

行動のプログラムと計画

日時:2013年10月13日(日)

主催:首都圏反原発連合

共催:さようなら原発1000万人アクション/原発をなくす全国連絡会

協力:脱原発世界会議/経産省前テントひろば/再稼働阻止全国ネットワーク

●日比谷公会堂集会 午後1時~2時

福島の和田央子さん、作家の大江健三郎さん、医師の肥田舜太郎さんからの報告

反原連のミサオ・レッドウルフさん、全国連絡会の篠原義仁さん(弁護士)、1000万人アクションの鎌田慧さんがあいさつ(参加協力費500円、先着順定員2000人)

●巨大デモ 2時~

日比谷公園霞門を出発し、霞が関の省庁を通って東京電力前を通過して再び日比谷公園へ

●国会前大集会 5時~7時

政党・議員のスピーチ

原発立地地域からの訴え=北海道(泊原発)、新潟(柏崎刈羽原発)、福井(大飯原発、高浜原発)、愛媛(伊方原発)、佐賀(玄海原発)、鹿児島(川内原発)

著名人や音楽家らのスピーチ

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「10・13行動」 共同の力で原発再稼働許さず(2013年10月8日配信『しんぶん赤旗』―「主張」)

原発をなくす全国連絡会、首都圏反原発連合、さようなら原発1000万人アクションがよびかけた「10・13NO NUKES DAY」が13日東京で行われます。

福島第1原発の放射能汚染水問題は深刻な事態にあります。それにもかかわらず、安倍晋三首相は「コントロールされている」「完全にブロックされている」と事実に反する発言に固執し、原発の再稼働・輸出にむけて暴走しています。

「10・13行動」を大きく成功させることは、福島原発の危機打開に総力をあげさせ、再稼働を許さず、「原発ゼロの日本」への大きな一歩になります。

福島原発事故対策こそ

汚染水問題で政府は、「国が前面に」といいますが、実際には、「東京電力まかせ」のままで、東電に指示を出すだけにとどまっています。東電は、あいかわらずその場しのぎの対策に終始し、日々、手抜きによる新たな汚染水漏れや困難が生まれています。

他方で東電は、柏崎刈羽原発の再稼働審査を申請しました。「電力不足」の心配はなく、今回の審査申請は自らの「経営」のためだけでしかありません。東電を存続させたままでは「コスト優先・安全なおざり」をあらためることはできません。東電は「破たん処理」し、国が全責任を負う体制を早急に構築すべきです。

原子力規制委員会も、汚染水危機の進行にもかかわらず、柏崎刈羽原発を含め再稼働審査のための人員だけを増員しています。政府も原子力規制委員会も、こうした逆立ちした姿勢をあらため、再稼働・輸出のための活動をただちに停止し、汚染水問題の解決のために、人的・物的資源を集中するのが当然です。

「10・13行動」は、何よりも安倍政権の原発推進の暴走にたいする抗議の民意を示すものになります。どの世論調査でも安倍首相の汚染水問題の発言への批判、また再稼働反対の世論の方が高くなっています。こうした世論を結集し、大きく成功させましょう。

「10・13行動」は、参議院選挙前に行われた「6・2行動」につづいて、再稼働反対、「原発ゼロ」をかかげ3団体の共同で行われます。「原発ゼロ」の一点での共同をいっそう強めるとともに、保守無党派の団体・個人まで共同を広げていく画期としましょう。

さらに、「10・13行動」は、その後の全国的な行動の“狼煙(のろし)”となります。11月2日には福島で、11月10日には福岡で、12月1日には愛媛で、1万人をこえる大集会が計画され、福島と首都、再稼働が狙われる原発立地県などで、連続的に大集会が開かれます。

大飯原発4号機が停止し、日本は「原発稼働ゼロ」となっています。「10・13行動」を大きく成功させ、全国のたたかいを広げるなか、安倍政権を包囲し、再稼働を断念させ、「原発ゼロの日本」を実現しましょう。

国会直前の行動として

「10・13行動」は、臨時国会開会直前の日曜日に開催されます。その点でも「10・13行動」を大きく成功させることが重要です。

日本共産党は、国会での新たな地歩を生かして、安倍政権への追及を強めるとともに、再稼働反対、「原発ゼロ」の草の根のたたかいと結び、「10・13行動」を成功させるために全力を尽くします。

10月13日ノーニュークスデイ成功へ 共産党 首都圏担当者会議開く(2013年9月26日配信『しんぶん赤旗』)

日本共産党の原発・エネルギー問題対策委員会は25日、党本部で、「10・13 NO NUKES DAY(ノーニュークスデイ)」の成功をめざす首都圏4都県担当者会議を開き、成功へむけて全力で取り組むことを確認しました。市田忠義書記局長と浦田宣昭国民運動委員会責任者、東京、千葉、埼玉、神奈川の代表が出席しました。

「ノーニュークスデイ」は、原発をなくす全国連絡会、さようなら原発1000万人アクション、首都圏反原発連合の3グループが10月13日に共同で開催する原発ゼロをめざす統一行動です。

報告に立った市田書記局長は、「福島第1原発の放射能汚染水が重大問題になるなか、安倍政権の原発推進・再稼働の暴走を包囲し、孤立させるために奮闘することが求められている」と語りました。

そのうえで、▽党が17日に発表した汚染水問題の「緊急提言」を大いに活用して共同を発展させる▽「ノーニュークスデイ」の成功は安倍政権の暴走に大打撃を与え、全国的な再稼働反対・原発ゼロのたたかいののろしになると位置付けて共同を広げる―ことなどを呼びかけました。

4都県の代表は「民主団体が結集して原発ゼロの会をつくった。ノーニュークスデイの政治的意義をしっかり位置付けて取り組みを強めたい」(埼玉)、「汚染水が完全にブロックされていると発言した安倍首相への怒りが大きく広がっている。そのなかで、ノーニュークスデイに行きたいという思いも強まっている。それに応えた取り組みを広げたい」(東京)などと発言しました。

〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://www.chikyuza.net/
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