11・25:討論塾「これまでとこれからの日本」

討論会のお知らせです。
日時:2018年11月25日(日)13:30~16:30
会場:東京都文京区 湯島地域活動センター 会議室洋室A
住所:文京区本郷七丁目1番2号 文京総合体育館内
電話:03-3813-6554
http://www.city.bunkyo.lg.jp/shisetsu/kumin/chiiki/yusima.html

問題提起者:藤澤豊さん
問題提起要旨:
「生産性の向上」が喧伝される昨今、事業所や事務所内で個別に追求されてきた効率化は、インターネットの普及により地球規模で追い求められるようになった。その結果生じたのが、グローバリゼーションである。今や世界は二極化が進み、生産性の向上を実現した一握りの富裕層と、便利な社会の中で単純労働者としてしか生きていけない貧困層とに分かれ、その格差は拡大する一方である。
日本では明治以来、欧米で実現されたテクノロジーとノウハウを即席で取り入れ、目の前の成果を求め続けてきた。その即席性が文化に浸透し、学校教育では“即戦力の使いやすい人材育成”が求められ、今日に続いている。モノ造りを成し遂げてきた歴史は残ったものの、次の社会の骨格となる人材は枯渇する様相を呈し、日本の将来を見すえるときに、大きな社会問題として浮かび上がる。