3月16日(金)は『共同幻想と今』の10回目です

5月20日(金)から吉本隆明の『共同幻想論』をテキストにした「共同幻想論と今」がスタートしました。テキストは角川書店の文庫本を使っています。これまで「序」・「禁制論」・「慿人論」・「巫覡論」「巫女論」「他界論」「祭儀論」までを終えたところです。今回は「母制論」のところです。次の項目が「対幻想論」で、この「母制論」とは深いつながりがあります。吉本さんは後年になって『母型論』を出しています。これは『言語にとって美とは何か』、『心的現象論』、『共同幻想論』の統括的なところからの展開といわれますが、「母制論」や「対幻想論」が重要な役割を果たしているようにも思えます。これもある程度は考えにいれながらこのところを読んでみたいと思います。少し、これとは離れるのですが、僕は今経産省前テントに詰めています。この運動に身を入れているのです。その中で福島の女性たちが登場してきたことにすごく思想的に刺激されるところがあります。母系社会論や贈与論などを見直すことを促されているように思います。この辺も今回の「母制論」や「対幻想論」と関連させて見たい。途中からの参加もOKです。興味のある人は是非参加してください。

3月16日(金)は「共同幻想論と今」第10回目です。次回の11回目は5月18日(金)です。尚、4月20日(金)は休みです。

場所:変革のアソシエ事務所 中野区中野2-23-1ニューグリーンビル3F 309号室(JR,地下鉄南口徒歩3分)交番の裏の坂道を登り、新宿方向へ)時間:19時からです。

1回千円です。1Fにドトールコ―ヒーあり。電話03-5342-1395または三上の携帯(090-3908-7330)