4つの情報をお知らせします(11月13日) 地震と原発事故情報 その233

★1.「11.11たそがれの経産省キャンドル包囲『人間の鎖』アクション」

の大成功を

「全国から電力会社・経産省を包囲しよう!12.11デモ(仮)」

につなげよう!!

★2.いよいよ明日。

「お母さんお父さんのための保育付き講座」連続講座2回目のお知らせ

★3.<テント日誌 11/12>

波乱と緊迫の一日/経産省・警察・右翼との対峙

―― 経産省前テントひろば 63日目 ――

★4.原発ゴミ地層処分は、技術も未完(トイレなきマンション)

廃棄物封じの候補地は白紙

福島原発廃炉は30年以上、前例のない難事業

★1.「11.11たそがれの経産省キャンドル包囲『人間の鎖』アクション」

の大成功を

「全国から電力会社・経産省を包囲しよう!12.11デモ(仮)」

につなげよう!!

○花金、しかも雨と言う最悪のコンディションの中、9.11を大きく上回る

熱気と質をもって、「11.11たそがれの経産省キャンドル包囲『人間の鎖』ア

クション」は成功理に、しかも警察権力に一指も触れさせぬ形で打ち抜かれま

した。

○9.19を過ぎれば福島原発震災に対する国民の怒りも収まるだろうと高を

括っていたかどうかは判らないが、この日示された人々の怒りとその持続性は

経産省をして度肝を抜かせた事は確実でしょう。事実その翌日、経産省は警官

50名以上を従えて、あろうことか福島原発震災に怒れる人々の共有財産であ

る「経産省前テントひろば」の敷地と道路の境界のポストを上げチェーンバリ

カーで囲み「テントひろば」を鉄の鎖で封じ込めようとしたのです。あたかも

「人間の鎖」で包囲された経産省のその報復であるかのように。

○経産省、そして各電力資本はこうした高まる人々の「反原発」の声にも関わ

らず、決して停止中原子炉の再稼働を諦めようとしません。そうであるなら

ば、私達は11.11の更に数倍の大きな声をもって、経産省そして各電力資

本に対して、原発立地の人々との固い連携をもって私達の怒りの継続性とその

質的高まりを示し、停止中の原発の再稼働を絶対に許さないという意思を示め

そうではありませんか!

○「11.11たそがれの経産省キャンドル包囲『人間の鎖』アクション」に集ま

られた皆さん、そして諸事情から参加できずもネットや様々な形で支援してい

ただいた皆さん。次月12月には「全国から電力会社・経産省を包囲しよう!

12.11デモ(仮)」に文字通り全国から集まりましょう!

「全国から電力会社・経産省を包囲しよう!12.11デモ(仮)」(予定)

☆12月11日(日) 午後1時、東京・日比谷公園に集合、集会開始

☆午後2時、デモ出発。東京電力を始め、日比谷、有楽町、東京駅、大手町に

散在する各電力会社までデモ-包囲

☆4時半頃、経産省を包囲デモ

☆翌日、各省庁・電力会社に対して省庁交渉及び申入れ行動を行う

※上記スケジュールは、あくまでも予定です。詳細が決まり次第報告いたしま

す。

★2.いよいよ明日。

「お母さんお父さんのための保育付き講座」連続講座2回目のお知らせ

スペースたんぽぽでは、「お母さんお父さんのための保育付き講座」を開催

しています。

これまで4回開催してきましたが、明日14日(月)は、連続講座の第2回

目、講師はたんぽぽ舎人気講師の原田裕史さん。お母さんが幼稚園のお迎えに

も間に合う午前中の時間帯での開催です。

第1回目に参加者から、「給食が不安!」の声が多数あがったので今回は、

「板橋区子どもを被ばくから守る会」を通じて幼稚園や行政と実際に直接交渉

してきたPTAのお母さんが特別参加。

ご自身の経験を語り、皆さんからの質問にも答えてくれることになりまし

た。小さなお子さんを、保育園や小学校に通わせているご家庭の不安に寄り添

える講座ですので、お母さん、お父さんにかぎらず、子どもの被ばく問題と向

き合いたい方のご参加をお待ちしています。

連続講座ですが、今回だけの参加も歓迎です。

「お母さんお父さんのための保育付き講座」連続講座2回目

11月14日(月) 開場:10:00、開会10:30~12:00

講 師:原田裕史(たんぽぽ舎)

参加費:1000円(会場代、資料代、講師謝礼などを含みます)

詳しくはこちら→ ブログ http://tanpopokouza.blog.fc2.com/

保育のお申し込みはこちら→ http://form1.fc2.com/form/?id=703905

※12月は戦う小児科医、山田真さんのスペシャル講座を予定しています。

★3.<テント日誌 11/12>

波乱と緊迫の一日/経産省・警察・右翼との対峙

―― 経産省前テントひろば 63日目 ――

11/11キャンドル包囲「人間の鎖」から一夜明けた12日は、経産省・

警察・右翼が「テントに襲いかかる」とでもいう程の波乱と緊迫の一日だっ

た。

午前11時、経産省役人9名が、制服警官30名・私服20名同行でテント

に来て、 宣言後、敷地と道路の境界のポストを上げチェーンバリカーで囲

う。「人間の鎖」で包囲された経産省が、テントを鉄の鎖で封じ込めようとし

てるかのように。設置理由の説明要求にも一切応じず、チェーンに「居座り座

り込み禁止」の紙をベタベタをつり下げる。その間全部で30分弱。このとき

の様子を、街カフェTVのFさんが放映。

午後からはこの報を聞いた人々が続々とテントを訪れる。平日にもかかわら

ず50名に達する。鎖には「原発いらない」のポスターが貼り巡らされてい

る。

午後5時半頃、真言密教のお坊さん(女性)が呼びかけてできたグループ、

「混沌の首」の8人が訪れ、記帳・カンパの後、原発・放射能から人々を守る

という趣旨の祈り(踊り?)を捧げる。その後石橋上人がこのお坊さんと話し込

み、共鳴し合うところが多かったそうな。「宗教共闘」の成立か?!

午後8時過ぎに、右翼と警察がテントに襲来。右翼は大宮と川崎の2団体、

30名程。

警察は制服・公安合わせて50名程。右翼と公安数名がテント内に侵入。テ

ント前は右翼と警察が固めて外から近づけないような状態に。この緊迫した状

態は2時間近く続く。午後10時頃漸く退散。その頃には急遽駆けつけた仲間の

人々も40名程に。

いつものことながら、右翼は原発についての知識も考えもなく、ただただテ

ントは要らない、撤去しろの一点張りで、議論にならない。情報によれば、右

翼の「テントは迷惑だ」焚きつけるように言ったのは経産省消費経済政策課長

補佐の山村直弘なる人物だとのこと。

これからも繰り返されるであろうことを思い、明日からの態勢を考えよう。

★4.原発ゴミ地層処分は、技術も未完(トイレなきマンション)

廃棄物封じの候補地は白紙

福島原発廃炉は30年以上、前例のない難事業

○岐阜県瑞浪市の山中にある日本原子力研究開発機構の「瑞浪超深地層研究

所」。ここでは深く穴を掘り、岩盤の強さや地下水の成分、流れを調べてい

る。使用済み核燃料など高レベルの放射能を持つ核廃棄物を地下深くに長期間

保存する「地層処分」の技術開発が目的である。(略)

○本物の核廃棄物を使って実験するわけにもいかず、十分なデータが取れない

のが現状だ。高レベル廃棄物は、法律で地下三百メートル以上の深さに、飛散

や流出を防ぐ手だてを講じた上で最終処分することが決まっている。ただ、法

制定から十年以上たってもその実例はない。(略)処分の手だてを持たないゆ

えに、原発は「トイレのないマンション」に例えられる。

○廃炉では、問題はさらに深刻だ。(略)日本で唯一、廃炉を成し遂げた茨城

県東海村の動力試験炉(JPDR)の例では、がれきなどの低レベル廃棄物千

六百七十トンは元の敷地の地下に埋めた。だが、解体した炉など二千百トン

は、三十三センチもの厚みがある遮蔽容器やドラム缶に詰め、専用の倉庫で眠

ったままだ。原子炉などは地層処分が求められる高レベル廃棄物ではないが、

それでも行き場がない。「三十年以上要する」(原子力委員会)という福島第

一原発の廃炉。それは間違いなく、前例のない難事業となる。炉心が溶融した

り、建屋が爆発で吹き飛んだりした炉が四つ。使用済み核燃料は三千百八体。

○汚染された瓦礫は、回収されたものだけでコンテナ九百個分にも上る。原子

炉を解体する段になると、今度は溶け落ちた核燃料と制御棒など炉内構造物が

混ざった「核のゴミ」との闘いが始まる。それぞれが、がれきとは桁違いの放

射能にまみれ、現行法が想定していない廃棄物だ。地層処分の技術確立は道半

ば、候補地は白紙。そんな中でどうやってゴールにたどりつくのか。先は見え

ないが、それでも道を探し出さなければ、事故は終わらない。(略)

(東京新聞11月10日より抜粋)

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[編集部より]

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