6月15日(月)樺美智子さん追悼集会

著者: 三上治 みかみおさむ : 9条改憲阻止の会
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新型コロナウイルスの蔓延防止のための非常事態宣言で街にでることもはばかられ鬱屈した日々を余儀なくされてはいませんでしたか。僕はそういうところもあって思い切り外に出たいと思ってきました。もっとも、閉じこもりをしいられる生活もさしたるものではないという思う面もあったのですが…。その非常事態宣言もようやく解除されて、街には人の動きがみえはじめました。コロナウイルスの第二派、第三派が予測され、不安を抱えて街に繰り出しているようですね。新型コロナウイルスの出現によって大きく変わった街の風景や心象風景は今後どうなって行くのでしょうか。街の街路樹はコロナウイルスなんてと言わんばかりにいつもと変わらぬ姿を見せてくれます。その下の草花もそうですね。新緑の若葉や草花にほっとした気持ちになります。

街ではようやく紫陽花が花をつけ始めていますが、6月の声を聞くと僕らはあの遠い日の安保闘争を自然に思い浮かべます。これは1960年に青春を持った人の特別な思いなのでしょうか。そうなのかも知れませんね。もう1960年安保なんて歴史的事象に過ぎず、それほど人々の記憶に留まっているものではないのかもしれません。それは承知のことですが、僕はそれでも、6月になると60年の日々を想起します。そして6月15日には樺さんを思い国会周辺に足を運びます。そうした中で今年は60周年ということで特別の思いというか、感慨もあります。過日、と言ってもほんの少し前の6月10日に『安保記念講演会』を持ちました。保阪正康さんと高橋源一郎さんの講演を中心にしたものでしたが、とてもいい集会でした。ただ、残念なことは、大規模集会はNOということでみなさんには案内を控えめにさせていただいたことでした。この集会の模様はユーチュブで流されたり、CD化されたりすると思いますので手をとって欲しいと思います。

6月15日(月)13時から南通用門にて樺美智子さん追悼の集会を今年も行います。是非、参加ください。会の終了後には近くで参加していただいたみなさんの交流会を予定しています。

〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https://chikyuza.net/
〔opinion9838:200614〕