三上 治
5月20日(金)から吉本隆明の『共同幻想論』をテキストにした「共同幻想論と今」がスタートしました。今3回目を終えて4回目9月16日(金)に開かれます。テキストは角川書店の文庫本を使っています。序のところは吉本の共同幻想という根本概念のモチーフや由来が提示されていてとても重要でここでつまずくとこの本自身に進めなくなるところもあって、二回分をここで費やしました。この序文の要点はやはり共同幻想という思想を導いた吉本のマルクスの思想(マルクスの自然哲学)の理解です。吉本には『マルクス伝』(1964年)や『マルクス紀行』(1964年)のマルクスがあり,これらでの思想的裏づけがなされていたと思います。今回は4回目です。前回は「禁制論」のところでしたが今回は「慿人論」のところです。講座は月1回ですので一度欠席したり、途中からの参加は難しいと思われるかもしれませんが、1回ごとに参加ということでもいいという方法を心がけようとおもいます。講座の前後を補足する事を考えています。途中からの参加も歓迎します。
9月16日(金)は「共同幻想論と今」第4回目です。5回目は10月21日です。
場所:変革のアソシエ事務所 中野区中野2-23-1ニューグリーンビル3F 309号室(JR,地下鉄南口徒歩3分)交番の裏の坂道を登り、新宿方向へ) 。1Fにドトールコ―ヒーあり。 時間:19時からです。1回千円です。 電話03-5342-1395or三上の携帯(090-3908-7330)