9月21日(金)は『共同幻想と今』の14回目です

昨年の5月20日(金)に吉本隆明の『共同幻想論』をテキストにした「共同幻想論と今」がスタートしました。テキストは角川書店の文庫本を使っています。

その間に吉本隆明が亡くなられ、僕が編集代表の一人である『流砂』でも5号を吉本隆明追悼として出しました。『共同幻想論』は吉本隆明の代表的著作の一つに数えられていますし、今後も読み継がれていくと思います。これまで「序」・「禁制論」・「慿人論」・「巫覡論」「巫女論」「他界論」「祭儀論」「母制論」「罪責論」まで読んできました。読むというのは書かれてことの解読というよりは思想的に理解するということですが、なかなか難しいと同時にスリリングでありました。前回は「罪責論」でしたが今回は「規範論」に入ります。この「罪責論」は歴史と神話というおもしろい問題が提起されていたのですが、今回の「規範論」は宗教と法の関係の中間にあるとされる規範の問題を提示しています。

途中からの参加もOKです。興味のある人は是非参加してください。1回毎の参加でも対応できます。今回初めて参加の方は角川書店の『共同幻想論』の「規範論」のところに目を通してきてください。

9月21日(金)は「共同幻想論と今」第14回目です。次回の15回目は10月19日(金)です。

●場所:変革のアソシエ事務所 中野区中野2-23-1ニューグリーンビル3F 309号室

(JR,地下鉄南口徒歩3分)交番の裏の坂道を登り、新宿方向へ)

●時間:19時からです。

●1回千円です。

●電話 03-5342-1395 または 三上の携帯(090-3908-7330)

*『流砂』5号が出ました。吉本隆明追悼号です。残部僅かです。