<シンポジウム>ここがマズイ、原発輸出―ベトナム編

福島第一原子力発電所の事故処理もままならず、避難者16万人の将来の先行きも見えない…様々な問題を抱えても、日本政府は福島で大事故を起こした原発を維持する政策を変えていません。原発輸出は日本の経済成長のためとまで言われ、ベトナムに原発を作るための調査には、5億円の復興予算まで流用されています。

ベトナムは事実上の一党独裁体制で、市民が国家事業に反対することはほぼ不可能です。既にネット上で反対を表明した人々に、暴力や不当拘束などの圧力がかかっています。そのようなベトナムの事情と、同国の原発政策への日本の深い関わりを、ベトナムの専門家の皆さんから学ぶと共に、輸出を止めるために私たちは何ができるのか、みなさんと考えたいと思います。

【日時】2013年9月7日(土)13:30~17:00(13:00 開場)
【場所】早稲田大学 小野記念講堂(小野梓記念館 B2F)
(住所:〒169-0071 東京都新宿区戸塚町1-103)
http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html

【講師】
伊藤正子さん(京都大学)、遠藤聡さん(共立女子大学他)、中野亜里さん(大東文化大学)、満田夏花さん(国際環境NGO FoE Japan/メコン・ウォッチ)、吉井美知子さん(三重大学)

【内容】
◇講演
・日本の原発輸出政策の現状
・ベトナムにおける原発輸出をめぐる状況
◇パネルディスカッション
ベトナムの発展に原発は必要なのか、日本とベトナムにどのような影響や利益があるのか、どのようなオルタナティブが考えられるか、について議論

【定員】100名
【要申込】申込フォーム https://ssl.form-mailer.jp/fms/071210c9260251
もしくはメールでお名前とメール先 event@mekongwatch.org
【会費】無料  ※今後、原発輸出への問題提起を行う活動を続けていくため、みなさまのご寄付を歓迎します。
【共催】(NPO)APLA、(NPO)アーユス仏教国際協力ネットワーク、(NPO)アジア太平洋資料センター/PARC、(NPO)開発教育協会/DEAR、(NPO)国際環境NGO FoEJapan、(NPO)メコン・ウォッチ、早稲田大学アジア研究所
【協力】(NPO)「環境・持続社会」研究センター/JACSES

【問合せ先】
アーユス仏教国際協力ネットワーク
TEL:03-3820-5831 FAX:03-3820-5832
E-mail:tokyo@ayus.org

メコン・ウォッチ
TEL:03-3832-5034 FAX:03-3832-5039
E-mail:info@mekongwatch.org