ナショナル・アカデミーを政権の道具にしようとする「日本学術会議法案」が
6月5日にも参議院内閣委員会で採決されようとしています。参議院で審議入り
してわずか1週間。あり得ません。
本日3日夕方の院内集会、「人間の鎖」行動に続いて、明日4日夕方、学術会議
会員の任命拒否当事者による国会前座り込みが行われます。
採決強行を食い止め、廃案の道を切り開くための意を決しての行動です。市民
も応援に駆けつけたいと思います。ぜひご参加ください!
<本日3日夕方の行動はこちらから>
「日本学術会議法案」の成立を許さない緊急院内集会&「人間の鎖」行動
https://kojiskojis.hatenablog.com/entry/2025/06/03/005813
<引き続きFAXでの働きかけをお願いします。効果はてきめんです>
【超緊急の呼びかけ】7人のキーパーソンにFAXを! 学術会議解体法案の6月5日採決にNO!
https://kojiskojis.hatenablog.com/entry/2025/06/02/030521
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学術会議法案を廃案に!
任命拒否当事者による国会前座り込み
6月4日(水) 17時~18時
参議院議員会館前(永田町駅)
<座り込む者(予定)>
加藤陽子(会員任命拒否当事者、東京大学教授)
小澤隆一(会員任命拒否当事者、東京慈恵会医科大学名誉教授)
隠岐さや香(東京大学教授) 他
(他の任命拒否当事者からのメッセージも紹介する予定です)
※応援する市民も大勢集まります。
「学術の終わりの始まり」になりかねない「日本学術会議法案」は、参議院
でわずか1週間という信じられない早さで成立に向かっています。坂井大臣の
「特定の主張を繰り返す会員は今度の法案で解任できる」という言論・表現の
自由さえ侵害する暴言も撤回されず、東京地裁が全面開示を命じた学術会議会
員6人の任命拒否に関する黒塗り文書も、政府の控訴により隠ぺいされたまま
です。政府は会員任命拒否を相変わらず「終わったこと」として、理由を一切
明かしません。「説明責任」を果たさない政治は民主主義とはいえません。
審議の前提を欠いている悪法をたやすく成立させることは、憲政史に取り返
しのつかない汚点を刻むことになるでしょう。また、軍事研究の拡大を招き、
戦争準備に拍車をかけることにもつながります。
成立に向かう流れを食い止め、あくまで廃案を実現するために、任命拒否当
事者が国会前に座り込み、訴えます。
主催:日本学術会議「特殊法人化」法案に反対する学者・市民の会
<この件連絡先> 090-6185-4407(杉原)