HOWS講座のご案内です。ご参加いただければ幸いです。光文社文庫版(全五巻)をテキストにし1年間かけて読みます。
アジア太平洋戦争中の対馬兵営を舞台に、青年知識人東堂太郎が不条理に抵抗しながら回生していくさまを描いた本作は、20世紀文学の傑作と評価されている。全五巻、文庫本で2,500ページの大作を1年かけて読み、主人公たちがたたかう精神をいかにつちかい、連帯する可能性をはぐくんでいったかを検証し、その今日的意義を探っていく。
◆12月5日? 18時45分~21時15分
アドバイザー=山口直孝(二松学舎大学教員)
報 告=伊藤龍哉(HOWS 受講生)
「第一部 絶海の章」
東堂太郎の虚無主義 光文社文庫第一巻)
HOWS(本郷文化フォーラムワーカーズスクール)
東京都文京区本郷3-29-10飯島ビル1F小川町企画内
TEL:03(5804)1656
FAX:03(5804)1609
URL=http://www.hows.jpn.org/
<今後の予定>
2019年
◆1月16日? 18:45~21:15
「第二部 混沌の章」
── 大前田軍曹の「聖戦」批判
報告=斉藤光太郎(HOWS受講生)
◆2月13日? 18:45~21:15
「第三部 運命の章」
── 「安芸」の彼女の諦念
報告=首藤 滋(HOWS受講生)
◆3月13日? 18:45~21:15
「第四部 伝承の章」
── 村崎一等兵の階級意識
アドバイザー=立野正裕(明治大学元教員)
報 告=飯島 聡(HOWS受講生)