1月19日(土)講演「息子の無念を晴らす~新宿警察署・痴漢冤罪暴行自殺事件~」

著者: 林克明 : JVJA(日本ビジュアル・ジャーナリスト協会)会員
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■第47回草の実アカデミー

「新宿警察署・痴漢冤罪暴行自殺事件~息子の無念を晴らす」

──講師:原田尚美(故人の母)氏

●日時:2013年1月19日(土)13:40受付開始、14:00開始、16時20分終了

●場所:喫茶ルノアール「マイスペース 新宿区役所横店」6号室

東京都新宿区歌舞伎町1丁目3-5  相模観光ビルイーストプラザ 1F (03-3209-6175)

●地図 http://standard.navitime.biz/renoir/Spot.act?dnvSpt=S0107.2006

●料金 500円(会員無料)プラス飲物代

●先着 41名

●主催:草の実アカデミー

http://kusanomi.cocolog-nifty.com/blog/

E-mail kusanomi@notnet.jp

国家に不当な目に遭わされた人が国を訴える「国家賠償請求訴訟」を草の実アカデミーが取り扱うのは初めて。事件は次の通りだった。

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『新宿署 痴漢冤罪・暴行・自殺事件』

2009年12月10日午後11時ごろ、念願かなって転職した職場の歓迎会の帰宅途中、原田信助(当時25歳)さんはJR新宿駅の階段を登り始めたところ、直前にすれ違った女子大生が「いまお腹を触られた」と言い、連れの男子大学生二人は信助さんを背後から突き落とし暴行した。

信助さんは携帯で110番通報し、かけつけた警察官によって交番に連れて行かれ1時間半聴取、さらに新宿警察署に任意同行された。暴行事件の被害者として話を聞いて貰えると思ったら、痴漢事件の被疑者としての取り調べが数時間に渡って行われたのである。

女子大生の証言と信助さんの服装が違うことなどから、「痴漢の事実がなく相互暴行として後日呼び出しとした」「乙が現認した被疑者の服装と甲の服装が別であると判明」と新宿署は「110番情報メモ」記録し帰宅を許した。

信助さんは、新宿署を出て地下鉄東西線の早稲田駅に向かい、列車に飛び込み死亡した。事件直後には、被害者とされる女性の被害届も供述調書もなく、信助さん本人の自白調書もなかったのに、警察は急遽調書を作り、彼の死後の2010年1月29日、信助さんを痴漢容疑(東京都迷惑防止条例違反)で検察庁へ書類送検(本人死亡のため不起訴)した。

母親の原田尚美さんは2011年4月26日、東京都(警視庁)を相手取り、1000万円の国家賠償請求訴訟を起こした。

○原田信助さんの国賠を支援する会http://haradakokubai.jimdo.com/

○母・原田尚美さんのブログ「目撃者を捜しています!」

http://harada1210.exblog.jp/

◎参考記事

http://www.mynewsjapan.com/reports/1751

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裁判が始まってから、新宿警察署の違法捜査ぶりと、JR東日本の疑惑が浮かび上がっている。当日は、この問題を取材したり裁判を傍聴してきたジャーナリストや支援者たちも参加するかもしれないので、その場合は急遽コメントしてもらいます。警察は何を隠そうとしているのでしょうか。

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