「トランプの登場とアメリカの行方」―1月27日(金)6時より講演会と討論会
●日時 : 1月27日(金) 午後6時~(開場6時)
●場所 : 連合会館(神田駿河台3-2-11)201号 (TEL.3253-1771)
●講師 : 宮崎学・白井聰・北岡和義・桂木行人・三上治(他に交渉中の人あり)
メインの講師の講演とディスカッションを中心に。事前に話を希望するひと(一人10~5分程度)を募集し、これを加える。時間の関係もあるので方法は検討中である。
●資料代 : 1000円
●主催 : 流砂編集委員会(連絡、三上治、090-3908-7330、あるいは世田谷区世田谷1-4-14-305
トランプのアメリカ大統領就任の日が近い。1月20日である。トランプの大統領選挙での勝利は予想外だったが、その評価というか、今後の予想は戸惑いがあってか歯切れが悪い。新聞ではトヨタ自動車のメキシコでの自動車工場建設がやり玉に挙げられたらしいことが伝えられていた。テレビでは日本の経済界の新年会で、このことについて質問が為され、その模様が映されていた。トヨタ自動車の首脳への質問と回答もあったが、歯切れは悪く、腰の引けた発言のような印象だった。株価だけはトランプ登場を歓迎してか、上昇中である。ただ、どこまで続くは分からないことが含まれてのことのようだ。
トランプの登場はアメリカで進行する危機を僕らに告知したという意味で興味深い。ただ、トランプが何をめざしているのか、それが結果する方向はよくわからないということがある。それは彼の政治的な見識や政治的構想が伝えられる断言や発言からだけでは明確にしにくいということがあるからだ。彼の政治的な所業が僕らに大きな影響を持って出てくることは確かである。それは戦後のアメリカ大統領の中ではかつては存在しなかったようなものだと思われる。だから、彼の動静が興味を喚起していることも大きいと思える。これはというコメントなどは見当たらないこともあるが、僕らがトランプの登場と今後をどう見、考えているのかの講演+討議の会を企画した。僕もさしあたって考えていることを話したし、友人や諸氏の考えも聞いてみたい。雑誌『流砂』で特集をと思ったが、時間のこともあってまず、公開の集会を開くことにした。是非、話を聞いてみたいという人に声をかけているが、目下のところ下記のメンバーが確定している。もう少し、増えるかもしれない。講演や討論のやり方は検討中だ。興味のある人、俺も話したという人は参加を。(文責 三上治)