10月19日(金)は『共同幻想と今』の15回目です

昨年の5月20日(金)に吉本隆明の『共同幻想論』をテキストにした「共同幻想論と今」がスタートしました。テキストは角川書店の文庫本を使っています。

その間に吉本隆明さんが亡くなられ、僕が編集代表の一人である『流砂』でも5号を吉本隆明追悼として出しました。『共同幻想論』は吉本隆明の代表的著作の一つに数えられていますし、今後も読み継がれていくと思います。これまで「序」・「禁制論」・「慿人論」・「巫覡論」「巫女論」「他界論」「祭儀論」「母制論」「罪責論」「規範論」まで読んできました。読むというのは書かれてことの解読というよりは思想的に理解するということですが、なかなか難しいと同時にスリリングでありました。前回は「規範論」でしたが今回もう一回「規範論」をやります。この「規範論」の後半で自然からの離脱を<醜悪な穢れ>とするとに法的概念の発生を見ている点をもう少し読みこんでみようということです、公権力の発生論としてこの点にもう少し踏み込んでみたいのです。途中からの参加もOKです。興味のある人は是非参加してください。1回毎の参加でも対応できます。今回初めて参加の方は角川書店の『共同幻想論』の「規範論」のところに目を通してきてください。予定では今年の2回で『共同幻想論』は読み終えるつもりです。それ以降の予定は別にお知らせします。

10月19日(金)は「共同幻想論と今」第15回目です。次回の16回目は11月16日(金)です。

●場所: 変革のアソシエ事務所

中野区中野2-23-1ニューグリーンビル3F 301号室 (JR,地下鉄南口徒歩3分)交番の裏の坂道を登り、新宿方向へ)

注意:309号から301号に変更。

●時間: 19時からです。

●1回 千円です。

●電話03-5342-1395 または三上の携帯(090-3908-7330)

*『流砂』5号が出ました。吉本隆明追悼号です。残部僅かです。