<ルネサンス研究所>
ベーベル・ヘーンさん…ドイツ緑の党・副代表、1995-2005年ノルトライン・ヴェストファーレン州環境大臣2005年以降連邦議会議員
・テーマ:「脱原発–どんな社会をめざすのか」
・日時:10.月12日(水) 18時―21時(17時半開場)
・場所:スペース・たんぽぽ舎(ダイナミックビル4階)
水道橋駅(西口)下車
三崎町二丁目交差点手前左折・日大法学部本館(裏)
・司会進行:足立正生(映画監督)
・コメンテーター:ピオ、柳田真・渕上太郎・国富建治、ほか予定
・通訳:古賀匡
・参加費1000円(学生半額)、(100名限定)
・主催・協賛:反戦・反貧困・反差別共同行動(東京)、反原発自治体議員連盟、九条改憲阻止の会、たんぽぽ舎、情況出版、ルネサンス研究所ほか
<ヘーンさんに次の質問にお答えいただくよう依頼しています>
1.70年後半の反原発運動は、ドイツ緑の党結成の契機となったと聞いています。反原発運動と党の歴史的関係について。
2 .ドイツでは、福島原発事故後いち早く脱原発を決定しましたが、今後のエネルギー政策について。
3. その際、原子力以外のエネルギー源の問題と、電力供給のシステムの問題があります。日本では地域ごとに10の電力会社が地域独占でありかつ発電と送電の両方を握っていますこのことが、新規参入を妨げエネルギー転換が進まない要因ともなっています。ドイツでの現状と今 後の方向について、また、その時自治体なり住民の関与、参加のありかたについて。
4 .さて、今回の福島の問題は、単に電力の供給源やそのシステムがどのようにあるべきかにとどまらず、人類と自然(環境)の関係あるいは、社会のありかた―すなわち”どのような社会を我々は目指すのか”を問うていると思います。貴女の党はどのようにお考えか。
5.とくに、緑の党は、原発、エコロジーを出発点とし、環境破壊をもたたす、資本主義のありかたを問題としてきた、資本主義(現在の社会のあり方)と原発、エコロジーについてどのようにお考えでしょうか。結成当初の党は、”反資本主義”的であったとも聞きます、現在のEU(世界の)の財政―金融危機をふくめて端的に今後の社会のありかたについて。
6 . 最後に、貴女の党の歴史的経験をふまえて、日本の反原発運動についてアドヴァイスを。