11/17:「戦争体験と経営者」から読み取る2020年に向けていま起きていること

【「戦争体験と経営者」から読み取る2020年に向けていま起きていること】

・日時:11月17日(土)14:00開場、14:20開演 16:30終了

・場所:喫茶室ルノアール新宿区役所横店 2階5号室

東京都新宿区歌舞伎町1-3-5 相模ビル

・交通:JR新宿駅 地下鉄新宿駅B12北側出口3分

https://www.ginza-renoir.co.jp/shopsearch/shops/view/6

・費用:参加費無料(コーヒーなど飲料実費のみ)

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講演者:立石泰則氏(ノンフィクション作家・ジャーナリスト)

堤清二(セゾングループ代表)・中内功(ダイエー創業者)・加藤馨(ケーズデンキ創業者)・塚本幸一(ワコール創業者)・山下俊彦(松下電器産業社長)・・・。

今回の講演者は、40年間の長きにわたり企業と経営者を取材してきたノンフィクション作家の立石泰則さんです。取材した経営者や経営幹部は一千人を下りません。

立石さんは、一貫して「何を行い、何をしなかったか」という行動を人物の評価基準としてきました。

その視点から最新刊の「戦争体験と経営者」(岩波新書)を読むと、なるほどとうなずける点が多いです。

私個人としては、この本を読んでいる最中にジャーナリスト安田純平氏に対するバッシングを思い起こしてしまいました。

この本には「『個』は『全体』に無条件に尽くすものとして存在し、かつ『全体』のメンバーではない」と指摘されているのですが、これは今の社会にも根強くはびこっているのではないでしょうか。

自分自身にではなく他人に対して「自己責任」を求めることにも深く関係していると私は思います。

11月17日(土)の講演では、「戦争体験と経営者」を貴重な材料とし、「いま起きていること、起きつつあること」が主要なテーマとなります。

「講演趣旨」から、ポイントをひとつだけあげておきましょう。

《「ヨコ思考」に「タテ思考」が危機感を抱き、その統制に動き出していることが、さまざまな場面で「イデオロギー」や「運動」の衝突となって表れている》