台湾と沖縄から問われる「日本」のわたしたち
~『台湾と沖縄 帝国の狭間からの問い』(みすず書房)刊行記念イベント
11月4日(月・休)13時30分~16時
武蔵野公会堂 第1・第2会議室(吉祥寺駅南口徒歩3分)
無料(予約優先)
予約→ https://221104.peatix.com/
主催:自主講座「認識台湾」
HP https://www.facebook.com/groups/renshitaiwan
この企画に関する連絡先 uematsuseiji@gmail.com (植松)
〈企画趣旨〉
台湾と沖縄が地政学的分断を乗り越え、ともに平和である道はないのか?
帝国の狭間(はざま)に置かれた人々の声を聞く。
「自己決定権」をキーワードに考える。
昨年7月、台湾から呉叡人さん(『台湾、あるいは孤立無援の島の思想』著者)、
沖縄・石垣島から宮良麻奈美さん、台湾からの留学生・張彩薇さんほかが参加
して行なわれたシンポジウムの議論を受け止め、さらに深めていきたいと思い
ます。
〈登壇者〉
報告:『台湾と沖縄 帝国の狭間からの問い』で何が議論されたのか(仮題)
駒込武さん(京都大学、台湾現代史)
コメント:
戸邉秀明さん(東京経済大学、沖縄現代史)
※コメンテーターは追加の可能性があります。
〈書籍紹介〉
『台湾と沖縄 帝国の狭間からの問い 「台湾有事」論の地平を越えて』
編:駒込武/執筆:呉叡人、宮良麻奈美、張彩薇、加藤直樹、上里賢一、齊藤
ゆずか、元山仁士郎
発行:みすず書房(税込3300円) 10月10日発売
みすず書房HP→ https://www.msz.co.jp/book/detail/09734/
◆編者の駒込武さんによる前書き「台湾と沖縄がともに平和である道はないのか?」
が全文公開されています。
「このシンポジウムのテーマ設定が冒険的なものであることは、主催者として
自覚していました。中国に対抗するために日本やアメリカの援助を期待せざる
を得ない台湾と、中国から台湾を防衛するという名目のもと、日本やアメリカ
によって軍事化される沖縄諸島の人びとは一見、対立しているように見受けら
れるからです。しかし本当にそうだろうか、ということが、このシンポジウム
で考えてみたいことでもありました」
https://magazine.msz.co.jp/new/09734/