今年は、4年に一度の教科書採択の年であり、既に各地の教育委員会は採択手続きに着手しています。御存じのように「つくる会」は2つに分裂し、自由社と今年から扶桑社の完全子会社の育鵬社から中学歴史・公民教科書を販売しています。歴史を偽造し…公民教科書など両社とも自国の憲法である日本国憲法への敵意がむき出し…こんな教科書が採択されないよう、各地の教育委員会に働きかけていきましょう。
既報ですが、今年度の「変革のアソシエ、近現代史講座」では、この2社の歴史教科書を他一社の「普通の!?」教科書と比較しながら、その歴史の偽造と真実の近現代史を考えていきます。その第1回を以下の要領で行います。御都合のつく方は、どうぞ、ご参加ください!
○日時 5月12日(木)19:00~21:00
○場所 東京中野・協働センター・アソシエ
中野区中野2-23-1 ニューグリ-ンビル309号 中野駅南改札口1分
電話 03-5342-1395
○テーマ 「明治維新」
○内容
育鵬社・自由社に限らず、どの教科書も「五箇条のご誓文」というものを、まるで倒幕戦争終了後に出されたものであるかのように、それこそ「歴史的経緯」を無視しているとしか思えない記述をしています。
自由社などは「これによって、近代的な立憲国家として発展していく道筋が切り開かれた」とまで書いていますが…真実はどうなのか? 一つ一つ、経緯を確認しながら、見ていきます。