12月5日定例研究会『新自由主義的統治について』

<2013年定例研究会のご案内>

21世紀を読み解く──例外状態・生政治・近代化──

第八回『新自由主義的統治について』

■ 2013年12月5日(木) 18:30開始 (開場18:00)

■ 会場:専修大学神田キャンパス一号館8F・8B会議室

■ 報告者・山家歩(法政大学ほか非常勤講師)

冷戦終結後、新自由主義が席巻してきたがサブプライムショック後の経済の大混乱を経て統治のあり方をめぐる論争は高まっている。とりわけ日本においては、経済危機や震災、原発事故といった困難に直面する中で危機管理的統治が安倍流の「戦後レジームの脱却」と接合されようとしている。

今回の研究会では、フーコー以後の主として英語圏における統治性研究の展開を踏まえて新自由主義的統治に関して報告を行いたい。英語圏ではイギリスのニコラス・ローズやオーストラリアのミッチェル・ディーンなどによって新自由主義的統治、新進自由主義統治の研究が進められてきた。そうした研究に関して紹介するとともにそれらが今日のグローバル経済や日本における新自由主義の展開を理解する上でどのような有効性や限界を持つのかを検討したい。

*これまでの研究会のライブは下記をごらんください。

http://www.ustream.tv/recorded/30863163

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第九回は2014年2月6日(木) 18:30開始(開場18:00)です。(場所未定)

■報告者:伊吹浩一 『自由について考える』