2月21日 『共同幻想論』はどう読まれてきたか第9回目

「共同幻想論と今」と題した講座の続きが昨年の517日(金)から始まりました。吉本隆明の『共同幻想論』をテーマにした講座で(9回)の予定で進めてきましたが、これもあと三回になりました。吉本がなくなった後、改めて評価が高くなる一方で、批判も強くなっているのが『共同幻想論』ですが、117日(金)からは三島由紀夫の『文化防衛論』と対比しながら検討してみたいと思います。テキストして筑摩書房のちくま文庫としてでている『文化防衛論』を使います。時間のある人は目を通して来てください。それに橋川文三の『三島由紀夫論集成』[深夜叢書]の中の「美の論理と政治の論理」をサブテキストに使います。これは『橋川文三著作集』の一巻目にもありますが、コピーをこちらで用意します。これは3回ほど続ける予定です。

 

今回は前回に続く2回目です。三島由紀夫の『文化防衛論』の中の「文化概念としての天皇」以降と橋川文三の批判を中心に扱います。それに上山春平の「天皇制の論理」をサブテキストに使います。これは『天皇制の深層』(朝日選書)にあるのですがこちらで資料として用意をいたします。天皇制についての検討になりますが、これを検討することは日本の国家について触れることとしておこないます。

 

月21日(金)は「共同幻想論はどう読まれてきたか」第9回目です。次回は3月21日(祝)です。

 

●場所:変革のアソシエ事務所 中野区中野2231ニューグリーンビル3F 301号室(JR,地下鉄南口徒歩3分)交番の裏の坂道を登り、新宿方向へ)

*注意:309号から301号に変更。

●時間:19時からです。

1回千円です。

●連絡:電話03-5342-1395または三上の携帯(090-3908-7330)

当日、参加できないが資料を希望する人はご連絡ください。