講師:広河隆一(フォトジャーナリスト)「チェルノブイリから学ばなかった日本」に
小出裕章(京都大学原子炉実験所)「原発の真実と嘘―原発は犯罪である」
アピール:淵上太郎(経産省前テント村)
椎名千恵子(子供たちを放射能から守る福島ネットワーク)
日時:2012年2月25日(土) 午後12時半開場 1時開始~5時
場所:明治大学(JRお茶の水下車)リバティタワー 第1会場1011(1階)、第2会場1021(2階)
参加費:1000円
昨年末(12月16日)野田首相は、事故を起こした福島第一原発が、既に『冷温停止状態(ステップ2)』にあるとの実質的な「安全宣言」をおこなった。炉内の核燃料がどんな状態になっているかの予測さえついていないのにである。思い起こしてみれば、この事故が起こって以来今日まで、政府関係者や東電から発せられる情報には何一つ信を置けるものがなかった。その結果、どれだけ多くの人々が犠牲を強いられ、いまだに帰るあても、生活するあてもないままに路頭をさまよっていることか。特に痛ましいのは幼い子供たちであろう。この子たちの未来を奪う権利は、誰にもない筈だ。この研究集会では、「原発をなくせ!」の闘いを先頭でやっている仲間たちの報告に続き、チェルノブイリの悲惨をつぶさに実見した広河隆一と、原子力の専門家として一貫して原発の危険性を訴えてきた小出裕章の話を聞きながら改めてこの問題の深刻さを考えていきたいと思う。
連絡先:185-0023 府中市宮西町2-12-1 ときわやビル2階 ちきゅう座事務所(TEL.042-358-5541)
当日先着順にて、550人で打ち切ります。ただし300人は第1会場、それ以外の人は第2会場で、スクリーンでの参加になります。
主催:現代史研究会 共催:ちきゅう座 DAYSJAPAN