北海道全道の皆さん(そして全国の皆さん)、そろそろ、泊原発の具体的な廃炉の行動に移りましょう。向こう側は、こちらの運動がますます激化してきた現状をおそれて、根回しを着実に進めています。それは「泊原発再稼働」の計画です。関西地方では、夏場の電力不足が起こらなかったので、今度は、北海道全道に対して、冬場の電力不足キャンペーンを開始するのが、この9月からです。傍観していると、大飯原発と同じように、テレビと新聞が勝手に「再稼働」路線を敷いてしまい、トンデモナイ結果を招きます。
私は、それが心配でなりません。行動を急ぎましょう。先手を打ちましょう。
幸いにも、これまで苦難の日々を送ってきた現地の岩内原発問題研究会の人たちが決起してくださいました。
9月22日「子どもたちの未来に原発はいらないっしょinとまり」現地集会に集まろう!!
と題する大集会を北海道全道のみなさんに呼びかけてくださいました。一度、みんなの力を結集してみようじゃありませんか。
フクシマ後に、私も北海道のみなさんに招かれて、何度も講演会を開催していただき、岩内~札幌~旭川~釧路~帯広~函館~室蘭で、おそろしい被曝が進行している私たち東日本の実情を何度も訴えてきました。
北海道が広いことを承知の上で、お願いいたします。現地に集まることは大変でしょう。だからこそ、そこに、泊原発事故が起これば同じ被曝者となる全道の人たちが結集して、地元の人たちに「もう、原発の時代は終わった」という現実を伝えることが、何よりも大切だと信じます。
そして、この大集会を新たな第一歩として、全道各地で、泊原発廃炉の狼煙を大きくあげてゆきましょう。東京に住む私は、かわいい孫たちに安全な食べ物を与えるのに必死です。日本全土の食べ物を支えてくれているのが、食糧庫の北海道だと知っているからこそ、伏してお願いします。日本に住むすべての人のために、愛する北海道を、みなさんの情熱で守りきってください。
首相官邸前のデモに参加しながら、いつも、胸の内に涙があふれています。「みんな立ち上がったのだ。すべての原発を止められる。今だ。止めてやるからな!」、そう叫んで、孫たちの顔を思い浮かべています。9月22日当日の私は、青森県の講演会なのでともに行動はできませんが、すぐ近くでみなさんと心を一つにしています。
決起しましょう。日本全国、どこでもみな、立ち上がっています。今度こそ、絶対に引きません。目標は、全原発の即時廃炉です。家の外に出て、行動する。それが最大の力なのです。
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北海道の皆さん一人ひとりに、泊原発がある「後志(シリベシ)」から呼びかけます
呼びかけ人代表 斉藤武一(岩内原発問題研究会代表)
「泊原発をなくする」希望の鐘が響き渡っている
いつの時も思い出すことがある。1981年28歳の時である。その年の秋、原発に反対し続けた岩内郡漁協が賛成へと転じ、漁協の壁にかけられていた「原発絶対反対」の看板が下ろされた。そのとき絶望が押し寄せる。「これで故郷に原発が来る」「どうしたらいいのだ」「事故が起きれば故郷は全滅だ」「原発に依存したらいずれ故郷は破たんする」。
やがて原発建設が始まり、泊1号機、2号機、3号機と運転を開始した。そのたびに絶望が押し寄せる。「何をしても原発は止められない」「講演会は100回はやった」「反対署名、デモ、やれることはすべてやった」「このままだと日本で大事故が起きなければ原発は止まらない」「大事故が泊原発であったらどうしよう」。
2011年フクシマが起きる。地元も時代も私たちに激励をおくってきた。「あんたたちが言ってたことが本当になった」「原発が来て、漁業はつぶれ町がダメになった」「頑張ってください。応援しています」。
私たちは絶望の中から何を学んだのか。それは、何があっても「めげない」という希望の石(意思)を体の重心に据え付けることであった。
今、北海道には、「原発をなくする」希望の鐘の音は響き渡っている。そして、北海道から、日本から、世界から原発をなくするまで私たちは「めげる」ことはない。
原発のある後志から北海道の皆さん一人ひとりに呼びかける。
9月22日「子どもたちの未来に原発いらないっしょinとまり」泊現地に集まろう!!
後志呼びかけ団体・個人; 岩内原発問題研究会など16団体,4個人、
道内賛同団体・個人; Shut泊など30団体,12個人、
全国賛同団体・個人; たんぽぽ舎、など7団体,4個人
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みなさんの賛同をお願いします。また賛同金を募っております。?
住所とお名前または団体名をお知らせ下さい。(賛同のみでももちろんOKです)
賛同金の振込先
口座番号:郵便振替 02770-6-96482 口座名 :佐藤英行
※通信欄に必ず「9.22全道集会」とご記入ください。
また「一言メッセージ」を下記まで送ってください。
〒045-0024 北海道岩内町字野束28
佐藤英行気付「子供たちに原発いらないっしょinとまり」宛
FAX0135-62-9520 携帯電話090-8899-9240
Eメールyodoaki@topaz.ocn.ne.jp
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問い合わせ先
佐藤英行 岩内町字野束28 090-8899-9240 yodoaki @topaz.ocn.ne.jp
当日の予定です。
12時30分開始
基調報告,福島からの報告,各地からの報告,各地からのアピール
集会宣言(15時頃)
集会宣言を北電に手渡し(北電ホリカップ・ゲート前にて)
解散予定15時30分
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札幌から泊までの貸切りバス運行予定
9月22日9時札幌駅北口発,泊着 12時ころ
16時泊発,19時ころ札幌駅北口着
費用 40人乗りが満席であれば,1400円くらい
申し込み先; 080-1896-6487 新谷(アラヤ)