2019年2月度 「グラムシを読む会」 のご案内

【日 時】 2019年3月3日(日) PM2:00~5:00

 

【会 場】 文京区立向丘地域活動センター 3階洋室A

【報告者】  本多正也

 

【テーマ】 アイヌ民族の近・現代史が問うものは何か

 

【概 要】  グラムシは『獄中ノート』でサバルタン(従属的社会諸集団)を論じ、その知的モラル的なヘゲモニー的実践に果たす役割を追求したが、今日「新しい社会運動」の一環としてポスト・コロニアリズムの視点から日本のサバルタンを理解することは重要になっている。  ここでは先住民族であるアイヌ民族の近・現代史を採りあげ、その闘いの苦難の道から新しく学び直す教訓を導き出していきたい。  国連の2007年「先住民族の権利宣言」を受けて、今まさに「アイヌ新法」案が国会上程されており、この問題をどう論じ直すのか、抑圧民族=和人の末裔である私たちに求められている。

 

【参考文献】

『季報 唯物論研究』第144号、146号 『アイヌ民族の歴史』(榎森進著 草風館) 『明治日本の植民地支配』(井上勝生著 岩波書店) 『チャランケ』(結城庄司著 草風館) 『アイヌ民族抵抗史』(新谷行著 三一書房) 『先住民族サミット アイヌモシリ 2008 資料集』

連絡先 東京グラムシ会事務局

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