安世鴻(写真家/JVJA会員)より皆さんへ
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写真は写真家がそのテーマにぎりぎりまで接近し、撮影したものを発表し、それを見られてこそ、その役割を果たすことができます。
この裁判を通して表現の自由を侵害する不当な中止決定の違法性を問います。戦争の痕跡と被害者たちの存在を知らせるために
表現をする表現者はたくさんいます。その発表の場が奪われ、会場の自粛が当たり前のものとならないよう
この裁判に勝たなくてはならないと思っています。
みなさま、ぜひ応援の傍聴をお願いします。
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2/10(月)11:30~
“教えて!ニコンさん“第5回口頭弁論の傍聴のお願い
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2/10(月)11:30より、ニコン「慰安婦」写真展中止事件裁判の第5回口頭弁論があります。
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第1回口頭弁論の傍聴からレイシストたちが押し寄せ、裁判所は警備体制が敷かれたまま裁判が進行しています。
回を重ねるなかで、原告の安さんを応援する傍聴が50席中7~10席、5分の1ほどしか埋まらないという状況が続いています。
ニコンでの写真展中止通告・仮処分による写真展開催のときは数千人もの関心を集めたためか、「私が行かなくても大丈夫」と思われている方が多いのではとのご指摘も受けました。
そこであらためて、一人でも多くの方に参加していただけるよう傍聴のお願いをする次第です。
「慰安婦」問題解決をはばむ風潮が作り出されているなかで、
「慰安婦」に関する表現や集会がしにくくなっているという話も耳にします。
この”教えて!ニコンさん”の裁判は、写真家・安世鴻さんの表現の自由をかけたたたかいであるだけでなく、
写真に映ることを承諾してくれた被害者のハルモニ(おばあさん)たちの表現、それを見る・受け取る
市民の知る権利のたたかいでもあるとも思います。
裁判に勝つためには、この問題に多くの人が関心をもって見守っている、ということが大きな力になります。
どうか、みなさんの傍聴をよろしくお願い申し上げます。
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ニコン「慰安婦」写真展中止事件裁判 第5回口頭弁論期日
・日時:2014年2月10日(月)午前11:30~
・法廷:東京地裁721号法廷
口頭弁論後に弁護士会館にて弁護団による報告会を準備しています。
提出された書面の内容や、被告側とのやり取りについて詳しくお話させていただきます。
“教えて!ニコンさん”ニコン「慰安婦」写真展中止事件裁判支援の会
【mail】oshietenikonsan@gmail.com
【FAX】(052)768-6639 begin_of_the_skype_highlighting (052)768-6639 無料
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【Facebook】 http://www.facebook.com/oshietenikonsan
【Twitter】 http://twitter.com/oshietenikonsan
★この裁判を支援するため、“教えて!ニコンさん”ニコン「慰安婦」写真展中止事件裁判支援の会を立ち上げました。
裁判支援にあてる皆様のカンパをお願いします。
訴訟には原告裁判参加費(交通費・旅費・通訳費)、広報費、報告集会費などの費用がかかります。
皆さまのご理解とご協力をどうぞよろしくお願いします。
郵便振替払込口座
口座番号 00820-8-152342
加入者名 ニコン「慰安婦」写真展中止事件裁判支援の会
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”教えて!ニコンさん”裁判とは
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2012年5月、ニコンサロンで日本軍「慰安婦」被害者を扱った写真展が突然の中止通告を受けました。
インターネット上では「慰安婦」をテーマにした写真展に対する抗議が呼びかけられ、ニコンには抗議が殺到しました。
その翌日にニコンは社内で中止を決めているということが裁判の事実経過で明らかになっています。
原告の写真家・安世鴻さん「諸般の事情」という理由だけが告げられ、その後、東京地裁の施設使用を求める仮処分の申立を行い、
写真展はなんとか開催されましたが、アンコール写真展として開催されるはずだった大阪ニコンサロンの写真展は開催を
拒まれたまま、中止となりました。
2012年12月に株式会社ニコンを提訴し、当初は安さんの写真が政治的であることが理由だとしていたニコン側の主張は、
書面を重ねるごとに変化していて、仮処分審議では主張していなかった「安全性の確保」、
「世の中で意見の分かれている事柄について中立性を確保」を理由としてあげ、更には
「安氏は活動のためにサロンを利用しようとしたのでその手段性を回避するために中止した」として、
中止決定の理由を一変させています。
2013年11月、多くの人にこの裁判を知ってもらいたいという思いから、原告の友人や家族によって
「“教えて!ニコンさん“」裁判支援の会を立ち上げました。