3・1ビキニ記念のつどい
<フランス核実験 被害者はいま—汚された太平洋の楽園―>
今年の「3・1ビキニ記念のつどい」は南太平洋の楽園で行なわれたフランス核実験について取り上げます。
核保有数第3位のフランスは、南半球の仏領ポリネシアの2つの環礁で200回余の核実験を行いながら、被害や環境汚染を否定し、反対運動や被害者の声を無視してきました。しかし、近年被爆者たちが声を上げ変化の兆しがあります。仏核実験の実相と今を学びます。
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日時 2017年2月25日(土) 午後2時—4時30分
会場 BumB東京スポーツ文化館 研修室B
(夢の島公園内、新木場駅徒歩12分、第五福竜丸展示館より徒歩5分)
報告 真下俊樹(フランス核政策研究者、埼玉大学講師)
豊崎博光(フォト・ジャーナリスト、第五福竜丸展示館専門委員)
資料代 500円
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<講師紹介>
■真下俊樹 Toshiki Mashimo
フランス核政策研究家・埼玉大学講師。1954年京都府生まれ。1975年から「東大自主講座」「原爆体験を伝える会」に参加。1978年「市民エネルギー研究所」の設立に参加。東大文学部卒業後、パリのフランス国立社会科学高等研究院(EHESS)で開発経済・インフォーマル経済を専攻。低線量被曝問題に取り組む市民科学者国際会議 (csrp.jp) 副理事長。被ばく者の権利回復運動に関する情報サイト「世界のヒバクシャはいま (hibakusha.freehostia.com
)」にフランス核実験被害者関連の情報を掲載。
■豊﨑博光 Hiromitsu Toyosaki
フォト・ジャーナリスト、第五福竜丸平和協会専門委員、拓殖大学・中央大学非常勤講師。1948年横浜生まれ。フリーのフォト・ジャーナリストとして返還前の沖縄、在日朝鮮人や韓国人、アメリカの先住民族などを取材。1978年から日本や世界の核被害と被ばく者、反核・反原発運動などを取材。おもな著作は「核よ驕るなかれ」(講談社)、「グッドバイ・ロンゲラップ」「アトミック・エイジ」(いずれも築地書館)、「マーシャル諸島核の世紀1914-2004」(日本図書センター)など。
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<開催中特別展示>この船を知ろう 建造70年の航跡
建造70年を迎えた第五福竜丸。戦後食糧難の時代の近海・遠洋漁業や水爆の時代の脅威を伝える船として第五福竜丸の持つ意義は重要です。木造船としての航跡を辿る特別展示を開催中です。市民講座にお越しの際は、ぜひ第五福竜丸展示館もご来館ください。【開催期間~2017年3月26日(日)】
主催 公益財団法人第五福竜丸平和協会
〒136-0081 東京都江東区夢の島2-1-1 TEL 03-3521-8494
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市田真理 ICHIDA Mari
第五福竜丸展示館 学芸員
(公財)第五福竜丸平和協会事務局
電話 03-3521-8494
FAX 03-3521-2900
URL http://d5f.org