「第4回 東京精神分析サークル 主催コロック」のお知らせ
この度、東京精神分析サークルでは、河野一紀氏『ことばと知に基づいた臨床実践』、小林芳樹氏『ラカン 患者との対話』、そして前回の主催コロックの内容を収録した新思想史『Núξ』の刊行を記念して、第4回目となる主催コロックを開催いたします。
両著作をめぐる合評会に加え、『伝達をめぐる諸問題』と『トラウマ』についてのシンポジウムを用意しました。
ラカン派精神分析に関心をもつ皆様のご来場をお待ちしております。
記
●期日; 2015年3月21日(土・祝)
10:00-18:00(9:30開場)
●会場; 駒澤大学会館246 7階 ( 東急田園都市線 駒沢大学駅下車 徒歩5分)
https://www.komazawa-u.ac.jp/ems/campus/c_komazawa/
●参加無料、事前登録不要(どなたでもご参加できます)
●<日程>
◎10:10 – 11:50 第一部 『伝達をめぐる諸問題』
松本卓也| 精神病における「語りえないもの」について
牧瀬英幹| 精神分析における「伝承」の問題について
―「不可能なもの」との関係を巡って
◎13:00-16:10 第二部 『ことばと知に基づいた臨床実践』と『ラカン 患者との対話』をめぐって
河野一紀| ラカン派精神分析というコンパス
松山航平| 『ことばと知を基づいた臨床実践』の検討 ― 症状、主体の特異性としての
小林芳樹| 現代におけるラカン派精神分析実践
片岡一竹| サントームと大他者
十川幸司| 普通精神病、普通倒錯:その理論的可能性について
◎ 16:20-18:00 第三部『トラウマについて』
中野正美| ラカン的臨床論 ― Sonia Chiriaco, Le désir foudroyéを読む
向井雅明| 精神分析におけるトラウマの問題
*(18:00より近隣にて懇親会を予定しております)
[文献紹介]
河野一紀=著 『ことばと知に基づいた臨床実践―ラカン派精神分析の展望』(創元社)
小林芳樹=編著『ラカン 患者との対話―症例ジェラール、エディプスを超えて』(人文書院)
『Núξ』第1号(堀之内出版) 第二特集=現代ラカン派の理論展開(主幹=松本卓也)
*主催:東京精神分析サークル| psychanalyse.jp