早いものですね。吉本さんが亡くなられてか6年がすぎたのですね。今年は7回忌ということですが吉本さんを偲ぶ会がります。僕は昨年、『吉本隆明と中上健次』という本をだしたのですが、あらためて吉本さんや中上について書きたいと思いました。そして、何かの折に彼等と対話をしております。今回は僕が少年期に夢中だった太宰治、吉本さんが太宰を評価していたことの驚きなどを少し喋らせていただこうと思います。吉本さんが太宰を評価している中に吉本さんの本質というか、思想的な根源もうかがえるのではないかと考えてきたところがあるのです。案内をお送りします。 三上拝。
以下はこの会の主催者である神山さんからのものです。
本日、吉本隆明七周忌です。我が家の桜桃の花が満開になりました。31日には、お誘いあわせのうえ、ご出席ください。
■吉本隆明さんを偲ぶ会
■日時 3月31日(土)午後1時~ 午後6時
■会場 大阪経法大学麻布台セミナーハウス二階大会議室(地下鉄日比谷線神谷町下車東京タワー方面出口徒歩3分)
■会費 3000円(当日は近くの中華料理屋さんから料理とビール、紹興酒、ドリンク類など用意されます)。
■挨拶 吉増剛造
■講演 三上治「吉本隆明と中上健次」
■朗読 福島泰樹