3/23 現代史研究会(講師:森田成也)―直前再掲載

日時:3月23日 午後3:00~7:00(開場は午後2:00) すみませんが、講師都合により時間を変更しました。

場所:「本郷会館」A会議室 定員25名です(場所はいつもと違います。下に地図を添付いたします)

テーマ:「トロツキーのロシア論とグラムシの国家論――『ヘゲモニーと永続革命』出版に寄せて」

講師:森田成也(大学教員)

参加費:500円

当日の報告内容

トロツキーのロシア論とグラムシの国家論

――『ヘゲモニーと永続革命』出版に寄せて――

2019.3.23現代史研究会@本郷会館 森田成也

1、『ヘゲモニーと永続革命』の成立経緯と問題意識

2、トロツキーのロシア国家論とロシア資本主義論――ポクロフスキー論争との関連で

3、グラムシの西欧国家論――ペリー・アンダーソンの「アンチノミー」論文との関連で

4、東方と西方――トロツキーとグラムシ

参考資料:森田成也著『ヘゲモニーと永続革命』(社会評論社2019年2月刊)

新自由主義はついに破綻。世界は動乱と革命の時代へ。
スターリンによって暗殺されたトロツキー(1879~1940)、ファシスト政権に囚われ獄死したグラムシ(1891~1937)。現代世界の変革への展望を切り拓くために、20世紀の卓越したこの2人革命家の理論・思想・革命戦略の相互補完性を検証する。

【目次】

CONTENTS■
第1章 ヘゲモニーと永続革命
第2章 トロツキーとグラムシの交差点
――1923~24年初頭の手紙を中心に
第3章 グラムシはトロツキーを非難したのか?
――ある「まえがき」の謎
第4章 トロツキーの永続革命論とグラムシの受動的革命論
第5章 ロシア・マルクス主義とヘゲモニーの系譜学
――ある神話への批判
第6章 ホブズボームのグラムシ論を批判的に読む
――補助線としてのトロツキーとロシア革命
補論1 マルクス・エンゲルスにおける「ヘゲモニー」使用例
補論2 レーニンにおける「ヘゲモニー」使用例

連絡先:090-4592-2845(松田)