政府・法務省は、今回明らかにされた共謀罪法案に対する強い批判の前
に、条文に「テロ」の文言をいれる方向で検討していることを明らかにし
ました。「テロ等準備罪」といいながら、法案の条文に「テロ」の文言が
なかったら批判されるのは当たり前です。
しかし、なぜ、それができなかったのか、国連越境組織的犯罪防止条約
には「テロ」のテの字もなかったからです。同条約は金銭的・物質的利害
を追及する組織的犯罪集団の取り締まりを目的とするものであり、テロ対
策を求めるものではありません。過去三度廃案になった共謀罪にもテロの
テの字もありません。テロ対策といえば、世論を騙せると考えた政府・法
務省のペテンの破綻がはじまりました。政府・法務省が法案にテロの文言
をいれたいならば、いれればよいのです。必ずや圧倒的な批判でそのペテ
ン的法案がボロボロになることは不可避です。
3・6共謀罪反対国会前行動が決定的に重要となりました。政府・法務省
・外務省に最終的に共謀罪制定を断念させるために全力をあげましょう。
ぜひ、ご参加ください。
<転送・転載歓迎>
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3・6 話しあうことが罪になる
共謀罪国会提出を許さない国会前行動、院内集会へ
政府・法務省は、三度廃案になった共謀罪の名前を「テロ等準備罪」と
変え、国会に提出しようとしています。
話しあうことが罪になる共謀罪をつくらせてはなりません。現代の治安
維持法・共謀罪の国会提出を許さないために、3・6国会行動にご参加くだ
さい。
■国会前行動 3月6日(月)12時~13時
衆議院第二議員会館前
○発言 佐高信さん、高山佳奈子さん(京都大学教授)
国会議員、市民団体
■院内集会 13時30分~15時30分
参議院議員会館講堂
○挨拶 国会議員
○講演 「共謀罪と治安維持法」
内田博文さん(九州大学名誉教授・神戸学院大学法学部教授)
○発言 市民団体 ほか
○資料代 500円
○主催 共謀罪 NO!実行委員会
呼びかけ5団体(秘密保護法」廃止へ!実行委員会/解釈で憲法9条
を壊すな!実行委員会/日本マスコミ文化情報労組会議(MIC)/盗
聴法廃止ネットワーク/共謀罪法案に反対する法律家団体連絡会)
○協賛 戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会
○連絡先
・「秘密保護法廃止」へ!実行委員会(新聞労連 jnpwu@mxk.mesh.ne.jp
/平和フォーラム 03-5289-8222)
・解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会(憲法会議03-3261-9007/許すな!
憲法改悪・市民連絡会03-3221-4668)
・日本マスコミ文化情報労組会議(MIC) mic-un@union-net.or.jp
・共謀罪法案に反対する法律家団体連絡会(日本民主法律家協会 03-5367-5430)
・盗聴法廃止ネットワーク(日本国民救援会 03-5842-5842)