<市民連帯 第1回東京懇話会>
テーマ:「尖閣」問題・領土問題をどう解決するか~南極条約の知恵を~
話題提供:柴田鉄治さん(ジャーナリスト)
日時:3月13日(日)午後1時30分.~(開場は1時15分)
会場:東京ボランティア・市民活動センター会議室A
(JR飯田橋駅隣、セントラルプラザ10階)
アクセスhttp://www.tvac.or.jp/page/tvac_access.html
地図http://www.tvac.or.jp/images/infomap_large.gif
参加費:500円
主催:政治の変革をめざす市民連帯・東京
Eメール:ctstky@yahoo.co.jp
昨年9月の「尖閣諸島」(釣魚島)近海での中国漁船と海上保安庁巡視艇との衝突事件を巡って、日中間での緊張が高まり、双方でナショナリズムが煽り立てられました。日本は韓国との間には「竹島」(独島)の領有を巡って、そしてロシアとの間では「北方領土」という未解決の領土問題を抱えていますが、これらをどのように解決すべきでしょうか?
「領土問題」は双方のナショナリズムと排外主義を煽り、緊張を高めます。
各々の歴史的な背景も踏まえながら、未来志向の平和的な解決法はないものでしょうか?
南極観測隊にも参加された、科学ジャーナリストの柴田鉄治さんは、領土権を凍結して、非軍事的・平和的に国際協力する「南極条約」の知恵を、これら領土問題の解決に活かそうと主張されています。
市民連帯・東京の第1回懇話会は、柴田鉄治さんにお話を伺い、「尖閣」(釣魚島)などの領土問題の平和的な、未来志向的な解決について考えます。
柴田鉄治(しばた・てつじ)さん
1935年生まれ。朝日新聞東京本社社会部長、科学部長、論説委員などを経て、現在は科学ジャーナリスト。南極観測隊に参加し、「国境のない、武器のない、パスポートの要らない南極」を理想と掲げ、「南極と平和」をテーマにした講演活動も行っている。ウェブマガジンの『マガジン9条』にメディア時評を連載。
著書に『科学事件』(岩波新書)、『新聞記者という仕事』、『世界中を「南極」にしよう!』(集英社新書)、『組織ジャーナリズムの敗北―続・NHKと朝日新聞』(共著、岩波書店)ほか。