4月20日「過去の成功体験に学ぶ消費税廃止~法人税・所得税・住民税の大改革を提言」

著者: 林 克明 : 日本ビジュアル・ジャーナリスト協会
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 ■4月20日(土)第114回草の実アカデミー

 過去の成功体験に学ぶ消費税廃止~法人税・所得税・住民税の大改革を提言~

講師 : 荒川俊之氏(税理士・不公平な税制をただす会事務局長)

期日 : 2019年4月20日(土)13:30開場、14:00開始、16:45終了

場所 : 巣鴨地域文化創造館第1会議室

東京都豊島区巣鴨4丁目15

https://www.mapion.co.jp/m2/35.71971291,139.71364947,16/poi=21330448165 

交通 : JR山手線・都営三田線 巣鴨駅徒歩15

     巣鴨商店街

資料代 : 500

テーマは、消費税廃止を含む差別税制の撤廃の提言、です。

 消費税廃止を第一にかかげる新党「れいわ新選組」が結成されるなど、この夏の国挙の争点が消費税になる可能性もあります。 そこで再び消費税問題を取り上げます。講師は、一昨年の草の実アカデミーで消費税について語っていただいた「不公平な税制をただす会」の事務局長で税理士の荒川俊之氏です。消費税そのものについて語っていただくのは当然としても、今回は消費税に頼らずとも税収を確実に増やせる方法について提案をしてもらいます。

 1、優遇されつづけている大企業の法人税改革。

2、所得が1億円を超すと税負担率が下がるあべこべ状態を修正する所得税改革

3、貧乏人から大金持ちまで一律10%の住民税改革など。

  荒川氏が事務局長を務める「不公平な税制をただす会」は、「消費税を上げずに社会保障財源を生む税制」(大槻書店)を昨年出しました。私がこの本を読んで思い浮かんだキーワードがあります。

《過去の成功から学ぶ》

 この本は、所得税、住民税、法人税の実態を示し、どう変えればいいかわかりやすく語っています。 そのために、日本が世界でまれにみる経済成長を遂げ、世界でまれにみる平等社会だったころの税制が具体的に紹介されていることです。消費税が導入される前の日本の税制は、今よりはるかに優れていたと思います。それなら、その成功体験に学ぶべきではないか。そう考えて、今回の講演会を企画しました。もちろん、消費税が導入された30年前と今では状況が変わっている面もあります。たとえば、この間に、金融自由化という大きな変化があります。そうしたことも考える必要はあるでしょう。

 なお、世界が消費税・付加価値税の比率を上げて法人税を下げる傾向にある中で、法人税を増税させている韓国を荒川氏は視察していました。その結果もお話いただく予定です。