40年で中国は進歩したか(五)

(出所)【 民主中国 】  時間: 12/17/2016

人権の日の米国大使の言葉について(五)

作者: 高智晟(弁護士)

悪役人について言えば、生涯の汚職で得た物は使い切れないのに、退職後も療養の名目で引き続き財政によって養われ、ほしいままに医療資源を湯水のように浪費し、多くの貧窮の低層人民は一銭の無料の医療保障も享受できないが、貧窮人民の災難はそれだけに留まらない。これらの退職したのちも人民が養っている「人民の公僕」たち、彼らは全中国の医療資源の供給を独占している。独占するためには、高額な費用徴収を維持しなければならない、これは人類群の絶対的な規律であり、それはこの邪悪な医療制度のコインの両面を構成している。貧窮な人民は無料の医療を享受できないだけでなく、全世界で最も高い医療費用を負担させられている。これは無料の医療保障を享受できない人民の生存にとって更に重なる災難である。長期にわたって特権集団によって繁栄の時代と称されている中国では、大病が判明したのちにお互いの体を縛って川に身投げして自殺する夫婦、自分で腹を切ってイボを切り取る者、故意に犯罪を犯して監獄に入って無料の医療を得ようとする事などは珍しくなく、一般の人民が医療を受けるのは天に昇るのと同じくらい困難であるが、これは大使の目には見えていない。

あなたの目に良く見える「改善」されたという教育条件だが、「教育」のハードの環境の華麗な外皮の下の、邪悪な「教育」内容をあなたはハッキリ見て取ることが出来ていない。蜘蛛の巣のように密な徒党のコントロールの仕組みの設置は、共産党の綿密で悪辣な、人間性に悖る洗脳と人間性を洗浄する、極めて成熟した慣性となった罪悪のフローである。人間性、道徳、好奇心、探索及び研究の生成、成長及び不断に新しい起点を蓄積する勢いと新しく奮い立ち前進する興味は全ての正常な人たちの教育の全ての原因と結果の在りかであるが、これは中国共産党の「教育」が公開で強制的に消滅させるものであり、今日の中国では、正常な人ならば、この点についてはっきり分からない者はいない!

最近、中国共産党はまた公然と大陸の全ての外国が投資した学校及び教育機関を取り締まることを決定した。高額な教育費用の徴収の独占を維持するというのは二次的な考慮に過ぎず、死角を遺さない洗脳こそがその主要な目標であり、これは中国共産党の「良い友達」たちは余り意に介していないことである。

「計画生育」は全人類史上唯一の最も不思議な反人類の罪行であり、あなたはこのようなハッキリしている罪悪の中に「歓迎」を見つけている!

あなたが賞賛する中国の司法の進歩については、悪しからず私に言わせれば、例えば両目を失明している以上のものではない。これは殺人の下手人の光り輝く衣装、殺戮の凶器の輝きを褒めるのと変わらない。貴方の言う所?「司法はより透明な傾向にある」については、もし透明自体が「賞賛に値する」進歩になるならば、あなたはテロ組織が無辜の生命を斬殺する中継映像の透明性に対してどのような「賞賛」を与えるのか!大使は更にこらえきれずに中国共産党の「司法」改革を称賛しているが、これはより一層あなたが中国盲であることを感じさせる。例えば絞首台について日進月歩で完璧に改造した功績、その機能、効率が極致を達成し、且つ至上の芸術品としての外形を備えたとしたらどうだろうか一一それはやはり絞首台に過ぎない、せいぜい賛美癖のある者のひとしきりの賞賛を得るだけである。最高「裁判所」の十月の新規定の改革については、このような規定は過去三十余りもあり、多くて人に眩暈を起こさせるが、結果はどうなのか!一方、憲法と最高「裁判所」の規定はより真面目に、より実行が保証される可能性が得られなければならないが、あなたが実際に見ている暗黒及び横暴な反動的な情況はまだ目を覚ますのには十分ではないのだろうか?実際の状況は、最高「裁判所」の十月の「新規定」は数十年前に既に刑事訴訟法に書き込まれている。この「新規定」は各地で普遍的に実行されない「法律」の産物なのである。