5月1日ルネ研定例会・植民地主義再考――民族間の関係性をめぐって」(太田昌国)

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21世紀を読み解く──例外状態・生政治・近代化──

●第二クール6・第12

201451()  1830開始 (開場1800

・会場:専修大学神田校舎7号館6763号室

・報告者 :太田昌国 現代企画室/民族問題研究) 

「植民地主義再考――民族間の関係性をめぐって」

昨今の日本における排外主義の台頭、暴力的な人種差別主義の言葉の氾濫――それが、日本社会になお内在している植民地主義的意識の具体的な表現として、真っ向からこれと対峙すること。私たちの第一歩はここからしか始まらない。同時に、中国、韓国、北朝鮮に生きる、どのような社会層の人びとと私たちは結びつこうとするのか、という問題も、避けては通れぬ事柄である。日本の竹島占有論を批判するとしても、私たちは、あの政治的な国内向けのパフォーマンスを行なった前大統領・李明博に同調する立場からそうするのではない。この問題を解きほぐさないと、一定の「根拠」をもって登場している排外主義とのたたかいは、容易なものではないと思う。

 *連絡先:松田 090-4592-2845