日 時 : 5月26日(土)午後1時30分~午後5時(午後1時開場)
場 所 : 明治大学リバティタワー 1011教室
第1部 演 題 「反原爆と反原発の間」
―日本マルクス主義から、なぜ高木仁三郎、小出裕章は生まれなかったのか―
講 師 加藤哲郎(早稲田大学・政治学)
1 私の3・11-1969/2「核を求めた日本」と1989-90「脱原発法制定運動」の記憶の不在
2 ヒロシマからフクシマヘ――原水爆禁止運動と原発導入の同時出発・別展開
3 戦後日本の「平和」の5つの問題―
(1)アジアへの戦争責任・加害者認識の欠如、
(2)経済成長に従属した「紛争巻き込まれ拒否意識」、
(3)沖縄の忘却、
(4)現存社会主義への「平和勢力」幻想、
(5)核戦争反対・核兵器廃絶と核エネルギー利用を使い分ける二枚舌の「平和」
4 マルクス主義と近代化論、または日本マルクス主義と生産力・科学技術・共産主義
-「唯一の被爆国」「悔恨共同体」「無念共同体」の内実
5 非科学主義的「科学」としてのマルクス主義へ、または「科学の相対化」
第2部 反核兵器、脱原発の活動にかかわった先駆者、現役活動家たちからのアピール (午後4時~午後5時)
主 催 : 社会運動史研究会・現代史研究会
協 賛 : ちきゅう座・変革のアソシエ・九条改憲阻止の会・ルネサンス研究所
問い合わせ先
社会運動史研究会 由 井 格
TEL.FAX 03-3480-1392 携帯090-7181-3291