この一週間、危険な軍学共同の動きを伝える報道が相次いでいます。
軍事と学問の関係が重大な岐路に立っていることは間違いありません。
学術会議 軍事研究否定、見直し検討 年内に見解(5月21日、毎日)
http://mainichi.jp/articles/20160521/k00/00m/040/126000c
軍学研究助成「100億円に」 自民提言 当初の30倍以上(5月18日、東京)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201605/CK2016051802000124.html
防衛省と研究協力が急増 「軍学共同」15年度23件(5月16日、東京)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201605/CK2016051602000122.html
こうした中、「安全保障関連法に反対する学者の会」による「軍学共同」
反対シンポジウムが29日午後に京都大学で開催されます。タイムリーかつ
重要なシンポジウムになりそうです。ちなみに私も武器輸出と軍需産業の
現状について発言します。
参加費は無料です。京都をはじめ関西方面の方はぜひご参加ください。
また、関西にお知り合いのある方はぜひお知らせください。よろしくお願
いします。
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「軍学共同」反対シンポジウム ― 平和のための学術を求めて ―
日時:2016年5月29日(日) 13:00~16:30 (12:30 開場)
場所:京都大学法経済学部本館1F第4教室(時計台北隣の建物)
(住所:京都市左京区吉田本町)
参加費:無料
司会:岡野八代(同志社大学大学院教授、学者の会呼びかけ人)
挨拶:広渡清吾(東京大学名誉教授、日本学術会議前会長、学者の会呼びかけ人)
井野瀬久美恵(甲南大学教授、日本学術会議副会長)
第1部:軍学共同と学術の在り方
基調講演「軍学共同の現在と学術の将来」
池内 了(名古屋大学名誉教授、学者の会呼びかけ人)
第2部:防衛省安全保障技術研究推進制度をめぐって
「武器輸出と軍需産業の現状」 杉原浩司(武器輸出反対ネットワーク)
「広島大学はどう対応したか」 吉田総仁(広島大学副学長)※代読
「日本の学術の在り方―人文社会科学の立場から」
小森田秋夫(神奈川大学教授、日本学術会議第一部(人文・社会科学)部長)
第3部:大学の財政問題
「大学と学術の財政―現状と課題」 金子元久(筑波大学教授)
結語と行動提起 佐藤 学(学習院大学教授、学者の会呼びかけ人)
チラシ
http://anti-security-related-bill.jp/images/poster160510.pdf
<京都駅からのルート案内>
・JR京都駅からJR奈良線で東福寺駅へ。京阪本線に乗り換えて出町柳駅下車。
・京都駅から市営バス206号系統で「京大正門前」下車。
主催:安全保障関連法に反対する学者の会
http://anti-security-related-bill.jp/