6月3日(日)【要予約】第44回 被ばく学習会「トモダチ作戦の被ばく米兵裁判は“炭鉱のカナリア”」

日 時:6月3日(日)午後1時開場 1時15分~4時45分

会 場:文京区男女平等センター・研修室A

文京区本郷4-8-3 本郷真砂(まさご)アーバンハイツ1階

地下鉄丸の内線、大江戸線「本郷三丁目」駅下車、徒歩5分

都営地下鉄「春日」駅7分

資料代:1,000円

要予約:https://goo.gl/AV41Bk 電話予約:090-3577-4844

主 催:放射線被ばくを学習する会

 

2011年3月11日の東日本大震災に際し、「トモダチ作戦」の名の下に東北沖に救援に駆けつけた米兵1万7千人以上が、東電福島第一原発事故で海上に飛散した大量の放射能に被ばくしました。

甲状腺疾患、白血病、膀胱不全、脊髄損傷をはじめ、さまざまな健康障害に襲われた400人以上が、東電や日米の原発メーカーを相手に、アメリカの裁判所に提訴、医療費などにあてる基金の設立を求めています。

2016年5月には小泉元首相が、被害を受けた元米兵らに面会、支援に乗り出し、日本でも広く知られるようになりました。

400人以上の原告のうち、9人がすでに骨髄腫などで亡くなっています(2017年12月現在)。原告がこうむっている健康被害は、〇〇がん、××病と名付けることも困難な、複雑な病状が多いのです。トモダチ作戦で被ばくした米兵たちは、福島原発事故の危険性を知らせる「炭鉱のカナリア」です。

朝日新聞記者の田井中雅人さんは、彼らが置かれた情況を詳細に取材し、今年1月、エィミ・ツジモトさんとともに「漂流するトモダチ アメリカの被ばく裁判」を著されました。6月3日の学習会で田井中雅人さんのお話を伺います。

ぜひ、ご参加ください。