6/10 第300回現代史研究会(直前再掲載)

お陰様で現代史研究会は今回で300回の大台を迎えることになりました。これもひとえに皆様方のご支援の賜物と感謝いたしております。さて、現在私たちが置かれています内外の情勢は愈々厳しく、かつ混迷の度を深めるものになっています。そしてこの情勢の当面の行方は、一方で「チャイメリカ」と呼ばれています米・中関係と、ヨーロッパ、ロシア、中東諸国の動向に大きく左右されている事は大方の見方ではないかと思われます。そこで今回は、「チャイメリカ」についての著書もあります矢吹晋(横浜市立大学名誉教授)さんと、ユーラシアのかなり広い領域にわたりフォロー研究されている清水学(元一橋大学、帝京大学教授)さんのお二人の碩学をお迎えし、現状についてのご報告を伺いながら、皆様方と共に大いに議論したいと考えております。またコメンテーターとして、欧米・日本の政治状況に精通している加藤哲郎(一橋大学名誉教授)さんにお願いしております。

こういう問題領域の考察抜きには、おそらく今日の日本の動向さえ見通せないのではないかと思います。日時、場所等は以下の通りです。是非お越しいただき、討論にご参加いただきたいと思います。

日時:610日(土)p.m100~500

場所:明治大学駿河台校舎・リバティタワー1065教室(6階)

テーマ「世界はどうなる?チャイメリカとユーラシア」(仮題)

講師:矢吹 晋(横浜市立大学名誉教授)

清水 学(元一橋大学、帝京大学教授)

コメンテーター:加藤哲郎(一橋大学名誉教授)

参加費・資料代:500円

 

主催:現代史研究会

研究会顧問:岩田昌征、内田弘、生方卓、岡本磐男、田中正司、西川伸一(廣松渉、栗木安延、岩田弘、塩川喜信)