先月末のG20直前に、フランスのサルコジ大統領、ドイツのメルケル首相が金融取引に対する規制に言及し、銀行に対する課税も話し合われるのではないかということが話題となりました。しかし、その期待もむなしく、アメリカを中心とする「経済成長派」とヨーロッパを中心とする「財政再建派」の対立で、G20は幕を降ろしました。金融取引の規制に関しては、11月の韓国釜山のG20会合で終わりにするといううわさも流れている有様です。
ATTAC Japanでは、年に数回ATTAC Cafeという集まりを開催しています。今回の議題は、そのものズバリ、G20です。
G20は、はたして民衆の幸せを保証するのでしょうか?「期待なんか、全くしていないよ!」と言われる向きもおありでしょうが、今回のATTAC Cafeでは、G20は今までどのような方向で進んできて、今回はどのような話し合いが行われたのかという報告を踏まえ、民衆にとって望ましい金融規制はどうあるべきかといったとことまで、金融の素人が集まって話し合ってみたいと思います。
コーヒーカップならぬ、缶コーヒーを片手に、是非ご参加ください。
ATTAC Cafeのご案内
日時:7月24日(土)14:00開始
場所:文京区立アカデミー千石(千石図書館)学習室B
地図:http://www.city.bunkyo.lg.jp/gmap/detail.php?id=1994
内容:14:00~15:00 G20、金融取引関連報告
①G20発足から現在までの流れ。
②カナダトロントのG20で何が話し合われたのか?
③望ましい金融取引の規制とは、どのようなものか?
15:00~16:00 討論(率直な意見交換会)
*ATTAC Japan アタックジャパン
投機的金融の暴走を止めるため、日本に通貨取引税の導入を求めるNGOです。