8月18日(土)秘密保全法の危険~ムスリム違法捜査弁護団の経験から~

先日、膨大な数の民間による監視カメラと警視庁のテロリスト情報をリンクさせるシステムが進行中であると明らかにされました。歯止めをかけない際限のない警察権力の拡大となるでしょう。こうした状況を踏まえた講演会が明日の「秘密保全法」です。以下に案内しますので、お時間のあるかたぜひどうぞ。

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第42回草の実アカデミー(8月18日)

秘密保全法の危険~ムスリム違法捜査弁護団の経験から~

日時:2012年8月18日(土)午後1時30分開場、2時開演 4時45分終了

場所:千駄ヶ谷区民会館(渋谷区神宮前 1-1-10 )

電話 03-3402-7854

交通 JR 原宿駅10分 地下鉄明治神宮前駅8分

地図 http://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/kmkaikan/km_sendagaya.html

資料代 500円(会員無料)

主催  草の実アカデミーhttp://kusanomi.cocolog-nifty.com/

講師:山本志都氏(弁護士、ムスリム違法捜査弁護団)

いつでも、どこでも言論弾圧と情報統制したがっているのが政府である。そのなかでも見逃せないのが、秘密保全法だ。これでは調査取材もできず、権力機構が情報を独占し、やりたい放題になるだろう。

国の機密情報を流出させた公務員などを罰しようというのが秘密保全法で、政府の有識者会議が昨年8月にまとめた報告書によると、(1)国の安全(2)外交(3)公共の安全及び秩序の維持――の3分野で国家の存立に重要な情報を漏らした場合、罰するとしている。国家公務員法の守秘義務が1年以下の懲役か50万円以下の罰金なのに対し、上限は懲役10年以下。

上記の「国家の存立に重要な情報を漏らした」否かを判定するのは、私でもなければ、講演会に参加するあなたでもなく、権力である。

市民に知られると国家にとって都合の悪い情報を漏らした者を、最高10年まで刑務所に入れられる、“彼ら”にとって便利な法律なのである。

今回の講師・山本志都弁護士は、ムスリム違法捜査弁護団http://k-bengodan.jugem.jp/ の1人。この事件は、公安警察などの査資料がネットに流出した事件として一時騒がれた。

この事件から見えてくる問題点と秘密保全法をリンクして考える。

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