8月3日(土)「週刊金曜日」25周年記念講演会 植村隆さん講演会  in 大分 ~ジャーナリズムへの期待~

 植村氏が朝日新聞記者時代に書いた日本軍「慰安婦」に関する記事を西岡力氏(前東京国際大学教授)や櫻井よしこ氏(ジャーナリスト)が「捏造」と批判したことがきっかけで、極右文化人やネトウヨの言われなき批判にさらされ植村氏は内定していた大学教授の就職先を失うことになった。その後も脅かしが後を絶たず、本人のみならず家族にも殺害予告の脅迫を受けた。植村氏が起こした裁判で櫻井氏らの批判が根拠のない言いがかりだったことが明らかになったが、何故か植村氏の櫻井氏に対する名誉棄損の訴えは退けられた。
 今、報道をめぐって様々な問題が起こっている。東京新聞の望月衣塑子記者に対する菅官房長官の答弁拒否、加えて東京新聞に対する圧力。
 なぜ、讀賣新聞は前川喜平さんを陥れる報道を行ったのか。なぜ、メディア幹部は首相と食事をともにするのか。なぜ、安倍政権に批判的であったキャスターは交代を余儀なくされたのか。なぜ、朝日新聞は執拗に攻撃されるのか。こうした多くの「なぜ」を考えながら、不正義あるとき、市民とともに闘うジャーナリズムはどうあればいいのかを考えたい。

日 時:8月3日(土)13:30 ~

場 所:コンパルホール400会議室

参加料:1000円(前売り800円)