過去2回にわたりは丸山真男の『後衛の位置から』と題された中にある「憲法第9条をめぐる若干の考察」を検討してきました。その内、憲法第九条の「日本国憲法における平和主義の意味付け」の部分は「丸山真男『憲法第九条の若干の考察』(1)」としてまとめてみました。資料としてありますので希望者には申し出てください。この中の「現代国際政治の発展傾向と第9条」という部分は前回も取り上げたのですが、今回のここを扱います。
冷戦構造時代の政治と戦争、湾岸戦争以降の政治と戦争(冷戦構造の崩壊と9・11以降の反テロ戦争を含む)と現在から未来の政治と戦争という戦後史を踏まえて現代の戦争とは何かに迫ってみます。集団的自衛権行使容認が唐突に感じられる一方で、今の戦争なら自衛隊を戦争に具することもやるのではないかと感じています。そこには現代の戦争ということがあります。ここのところを改めて検討したいとおもいます。
9月19日(金)は「現在における国家論の可能性」です。10月は17日(金)です。
●場所:変革のアソシエ事務所
中野区中野2-23-1ニューグリーンビル3F 301号室(JR,地下鉄南口徒歩3分)交番の裏の坂道を登り、新宿方向へ)
*注意:309号から301号に変更。
●時間:19時からです。
●1回千円です。
●電話03-5342-1395または三上の携帯(090-3908-7330)。当日、参加できないが資料を希望する人は連絡ください。