9/20【ジャーナリストはなぜ、なにを、どのように伝えるのか】 ─イスラエル人ジャーナリスト、アミラ・ハス氏との対話

パレスチナ占領50年目の今年9月、パレスチナ占領報道の第一人者として国際的に著名なイスラエル有力紙『ハアレツ』の占領地特派員、アミラ・ハス氏が来日します。

ハス氏は1993年からパレスチナのガザ地区に、97年からはヨルダン川西岸のラマラ市に住んで、パレスチナの現場から、時には自国民から「非国民」「裏切者」という非難を浴びながらも、“占領”という自国の “加害”の実態を自国民と世界に向けて報道し続けてきました。その報道は国際的に高く評価され、「国際ギレルモ・カノ世界報道自由賞」「アンナ・リンド人権賞」など数々の国際賞を受賞しています。

自ら車を運転して占領地中を駆け巡り、流暢なアラビア語を駆使して現地の市井の人びとの声を丁寧に拾い集めるハス氏のジャーナリスト活動は、私たち日本のジャーナリストに多くの示唆を与えてくれるはずです。

ハス氏の基調講演「ジャーナリストはなぜ、なにを、どう伝えるのか―私のジャーナリスト活動―」を中心に、ハス氏と日本のジャーナリストたち、一般参加者たちとの対話の場を設けます。

ハス氏の講演後、金平茂紀氏(TBS「報道特集」キャスター)にもご登場いただきます。

ぜひ、ご参加ください。

【日時】2017年9月20日(水) 午後6時30分~午後9時

【場所】東京都・文京区民センター/3-A会議室(3F)

【参加費】1000円

【主催】「土井敏邦・パレスチナ記録の会」

【共催】「危険地報道を考えるジャーナリストの会」「アジア学生文化協会」

【内容】

1) 主催者あいさつ(5分)

2) アミラ・ハス氏・基調講演

「ジャーナリストはなぜ、なにを、どう伝えるのか―私のジャーナリスト活動―」(通訳付・60分)

3) 「日本人ジャーナリストとしてどう受け止めるか」・金平茂紀氏(TBS「報道特集」キャスター)(30分)

4)ハス氏と金平氏、参加者との質疑応答(60分)

5)「危険地報道を考えるジャーナリストの会」からのメッセージ(5分)

(司会・土井敏邦)

(注・現時点での予定です。変更することもありますので、ご了承ください。)